こんにちは。

プロの掃除屋のシンです。

お掃除屋さんは空室掃除まっただなかです。
(マンションなどの空き部屋など)

僕も例がいなく遅くまで掃除してます。

一件にかけられる時間もあまりないので、
それこそいろいろ洗剤(酸性洗剤、アルカリ洗剤、中性洗剤など)や道具を使い、なるべく
最短で仕上げてます。

おかげで体はバっキバキです笑
(お仕事あるのは有り難いですけどね)


てことで今回は洗剤のこと「酸性?アルカリ性?中性?ってなんぞや?」というテーマで記事を
書きました。

よろしくお願いします^^


基本的に「酸性=水垢、尿石」、「アルカリ性=重い油汚れ」、「中性=軽度の皮脂、油汚れ」など


上記の通りです。


酸性洗剤はお風呂の水垢、トイレの尿石などに使用します。

水垢や尿石はアルカリ性質なので、酸性の洗剤
で中和作用が起こり、汚れを柔らかくし落とすことができます。


アルカリ洗剤は主に重い油汚れにつかいます。
レンジフードやガスコンロ周りなど。

油汚れは酸性質な汚れのため、アルカリ性の洗剤で中和し、落としやすくできます。


中性洗剤はアルカリ、酸性の真ん中に位置するものです。

一般的には食器用洗剤やお風呂のバスマジックリンなどですね。

業務用には中性でもいろいろ用途があります。

中性洗剤はきつい汚れは落とせません。
基本的には軽い手垢などの皮脂汚れを落とすためにつかいます。


以上が酸性、アルカリ性、中性の説明になります。

お掃除屋さんも汚れの性質に合わせて、
これらの各洗剤を使い分けています。

まあ相当きつい汚れは洗剤だけでは限界という現場もあるんですけどね。

そこはいろいろ道具を使い落とします。
ここらへんがプロの掃除屋の腕の見せ所でもありますね^^


あ!洗剤でやっちゃった!掃除屋の失敗談


僕もそこそこは掃除家歴を積んでますが、
まあいろいろやらかしもしてきました。

プロ用の洗剤は効果が強い分、
相性の悪い材質に使うと変色したり剥げたりします。

中性洗剤はまず大丈夫なんですけどね。
なぜなら中性というのは物が一番安定してる状態ですので。

アルカリや酸性に偏ることで材質が変色したり、
剥げたりします。

僕も以前お風呂の水垢落としにかなり強い酸性洗剤を使ったのですが、速攻で変色しました。

赤茶色の材質だったんですけど、一部白くぼわーんと変色しちゃいました。

一度変色するともとには戻せないので交換するしかありません。

ほかにも強いアルカリ洗剤をレンジフードに使ったときに塗装が剥げたり、ミスって洗剤の垂れ跡ができたりですね。

あとは酸性洗剤をお風呂の金属部分につけてしまい、変色したり。(業界用語的には焼けるといいます)

今は経験も積んで、変色しない洗剤と道具をいろいろ使ってやってますので、そういった事故はほぼなくなりました。

それでも材質の劣化状況によってはあ!ってこともありうるので油断はできないです。

まあ掃除の仕事も経験がめっちゃ大事だなあと
いまも感じてます^^


ぐ!この汚れは手強い!掃除屋の激動談


これまでいろいろな現場でいろいろな汚れと戦ってきてます。

特にきっつい水垢を落とすのはほんと大変です。
あと、ガッチガチのガッチガチに固まった尿石とか。

ただ尿石がついてるトイレは陶器なので、
ヤスリや研磨剤などで物理的除去が容易なのは
助かります。

お風呂の場合はユニットバスになると柔らかい樹脂(プラスチック)が主になるので、強く研磨などすると目立つ傷が入っちゃいます。

なので洗剤と傷を入れないように力加減をしながら慎重に落とす必要があります。

なので当然時間もかかりますね。

特に光沢のある黒色系のお風呂は神経使います笑
(光沢のある黒は磨き傷がすごく目立つため強くは擦れません)

てことで一番大変なのはお風呂のきっつい水垢落としになりますね^_^;


まとめ


いかがでしたでしょうか。

今回は「酸性洗剤?アルカリ洗剤?中性洗剤?」とはとは?ということで記事を書きました。

酸性洗剤=水垢、尿石など

アルカリ洗剤=重い油汚れ

中性洗剤=軽度の皮脂汚れなど


お掃除の世界も奥が深いです。