324


宮城県に来て、1週間がたちました。




全く曜日感覚がなくなっている状況です。




現地での動きは様々な施設に行ってニーズのヒアリング調査をしております。




そこで感じることは

1.ニーズの変化の速さ

2.各避難所の環境レベルの違い




 避難所のニーズはここ1週間で大きく変化しています。最初は「生きるため」に必要なもの(食料や毛布など)です。その後、生活をしていく上で必要なもの(歯ブラシ、生理用品、ティッシュなど)に変化しました。そして今、楽しむために必要なもの(子どものおもちゃ、漫画など)に変化しつつあります。


とはいえ、私が見た避難所は20箇所ぐらいなので一概には言えません。今でも「生きるため」に必要なものが不足している場所もあると聞きます。






 各避難所の環境レベルの違いは驚くものがあります。震災後1週間はそれが顕著に現れた気がします。5日ほど前、私が炊き出しに向かった避難所では炊き出しを断られました。管理者の方の話によると、その避難所では避難所外で生活している人(外の人)に物資を渡していないそうです。理由は物資が少ないことと、避難所をまわしていくことが精一杯で外まで目が向かない。もしその避難所で炊き出しを行ったら、最悪の場合暴動が起きるかもしれないとのことでした。


その避難所では物資をおろすだけにして、次の避難所に向かうと炊き出しはウェルカムで炊き出しが終わったあとには被災者の方たちからの壮大な拍手がありました。




 この1週間様々なことを感じたのでまた明日からたまりにたまった気持ちを報告いたしますね。



ねむーい。


おやすみなさい。

今回の地震。

ニュージーランドのときとは違うものを感じた。

ニュースで流れる衝撃的な映像。

インターネット上で流れる助けを求める情報。

僕はそのときG-netの合宿に参加していたのだが、

ずっともやもやしていた。

時間と体力だけある自分になにかできないのだろうか。


そんなもやもやから一夜明け、「行きたい」の気持ちが強くなってきた。

携帯がなった。

「市橋亮一」

クリニックのインターン先の先生だ。

「もしもし」

「竹内君、震災地いかないの?」

内心すごく迷っていた。

行きたいが、怖い。

話を伺っているとクリニックの看護師さんも行くとのこと。

それなら看護師さんを全力でバックアップする仕事をしよう!

今からミーティングがあるそうなのだが、G-netの合宿中・・・。

抜けるのも申し訳ないよな、と思っていたとき

隣にいたG-net職員の浅井さんが

「行ったほうがいい」

という一言をかけてくださった。

「先生、今から行きます。」

行くことになり、合宿に参加している方に報告。


参加者の方々からカンパをいただいた。


金額にして

54483円。


みんなの気持ちに感謝しなが浅井さんと車でクリニックへ向かうことに。

車に乗る前に、その日の朝電話をしていたアルクカフェ店長の中崎彩に電話をした。

中崎からは朝一番で電話があり

「まなてぃーが現地に行くなら行くよ」

そんなことを言われ電話を切られてしまった。

電話で事情を話した瞬間、中崎、そしてアルクカフェを一緒に立ち上げた平野もクリニックへ行くことになった。


クリニックへ向かう車の中ずっとニュースを聞いていた。

聞けば聞くほどに怖くなる。

逃げ出したくもなるがみんなの前で宣言した上にカンパまでいただいた手前、逃げ出すわけには行かず、、クリニックに到着。

市橋先生、浅井さん、中崎、平野、僕、でミーティングを行った。

ミーティングには先生の学生時代に交流のあった友人の方たちにも参加していただいた。


皆様に感謝しつつ、決定事項をお知らせしたい。


1.3月16日から1週間、竹内が新潟に佐屋さんと現地入りする。

2.竹内の仕事を引き継ぐ形で、浅井さん、中崎が第二波として現地入りする。

3.第三波として平野が現地入りする。


現地の状況やニーズなど全く分かっていないのでとりあえず竹内が飛び込んで情報を伝えていきます。

詳細については今後のミーティングで決まっていくと思うので、随時報告させていただきます。

皆様本当にありがとうございました。

本日2度目の更新になります!


人からしてもらってうれしかったことって意外とすぐ忘れてしまう。


人からされて嫌だったことはよく覚えている。


そんなことがよく言われますが僕も思い当たる節があります。


海外ボランティアをしているときは自分が中心となってすべてをやっている気がしていた。


今思い返せば何と傲慢なことか。


クリニックに入って仕事をしていると、全く仕事ができない僕をみんなが支えてくれたことが発覚。


できない自分を見つめなおす。


その時に今まで自分がしてきたことは周りにいる人がいたおかげで出来たのだと分かった。


出来るつもりになっているときは感謝の気持ちを忘れてしまう。



それならば!



人からしてもらってうれしかったことをありがとうノートとして残そう。


そう思い立ってノートに書いていると、たくさんのありがとうがでてくる。


本当に支えられて生きていることに改めて気付かされました。


ノートを作ってから面白いなと思ったのが自分の中にありがとうアンテナが張り巡らされることだ。


敏感にありがとうの気持ちを察知するようになった。


効果絶大なり!


そういえばそんな話を以前G-netの秋元さんから聞いた気がする。


秋元さんありがとうございます!

皆さんもどうぞお試しあれ。