週末は季節はずれの台風でしたが、九州は雨風が少し強い程度で大事なく過ごせたようです台風天気図

 

第319回日本内科学会九州地方会が、福岡大学で開催されました。

当科から、松原先生が症例報告を発表されました。

「感染性大動脈瘤を合併した化膿性脊椎炎の1例」

松原先生、お疲れ様でしたビックリマーク

 

午後からの生涯教育講演会では、当科にとって興味深い講演の数々を拝聴しました。

 

長崎大学第1内科ご出身である福島県立医科大学リウマチ膠原病内科 右田清志先生による「自己炎症疾患の診断と治療」では、不明熱の3大原因に加え、自己炎症疾患がおそらく挙げられるであろうこと、今後の治療や遺伝子検査についてお話がありました。当科でも家族性地中海熱(FMF)の患者さんが時々診断され、クリオピリン関連周期熱症候群(CAPS)の成人診断例も経験しており、大変興味深かったです。鹿児島大学病院血液・膠原病内科の石塚賢治先生からは「血液疾患治療の進歩」と題して、非専門医にもわかりやすくお話して頂き、プライマリケア領域において血液疾患を見逃さないポイントや、新規治療薬、MTX治療に伴うリンパ増殖性疾患の話題など非常に参考になりました。九州大学大学院医学研究院病態制御内科(第三内科)・東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科分子内分泌代謝学分野の小川佳宏先生は、テレビなどでもよく知られる著名な先生で、生活習慣病の発症機構と治療戦略について、臓器連関を基軸にしたとらえ方や異所性脂肪のリスクなど、先端の研究成果も踏まえながらお話し頂きました。

 

たくさん勉強できたので、また今週も頑張っていきたいと思いますグー