当科客員研究員の臨床心理士 長浦先生より研修会参加の報告を頂きましたキラキラ


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①静岡家庭医養成プログラム臨床研修WS


静岡家庭医養成プログラム臨床研修WSである
Benjamin Crabtree先生とMike Fetters先生による「フォーカスグループ」に参加してきました。


注1 フォーカスグループとは:定性的研究の一種。インタビューを行うために集められた一定の条件を満たす人たちに対して、あるテーマについてグループ対話形式で自由に発言してもらう手法のことです。

全国の医療・健康科学、社会学分野で研究されている方々が20名ほど参加されて、
フォーカスグループインタビューの計画や実施について学びました。

講義を軸に、
参加者それぞれが自分のリサーチクエスチョンに沿って、
書類を作成したり、演習を行うので、問題点や課題が具体化しました。
また、他の参加者のリサーチクエスチョンも聞けて参考になりました。

写真を撮る間も無く、3時間半があっという間の充実した研修でした。

研修後はランチ懇親会に参加し、
各地の先生方と話す機会が持てとても有意義な時間でした。

せめて富士山の写真でも・・と言いたいところですが、
あいにくの雨で富士山にはお目にかかれませんでした。


第9回異分野融合テキストマイニング研究会

 

九州大学伊都キャンパスで開催された、第9回異分野融合テキストマイニング研究会に参加してきました。


注2 テキストマイニング研究とは:文章を分析可能な情報にする手法。通常の文章からなるデータを「単語」や「分節」で区切り、それらの出現頻度や共出現の相関などを解析することで有用な情報を取り出す分析方法です。

名称どおり、テキストマイニング研究を志向されている様々な専門分野の学生や先生方が参加されていて、
オープンな雰囲気で普段ご縁が持てない分野の先生方のコメントが聞け、興味深いです。

質的研究といっても、様々な手法があり、
ついつい手法ばかりに目移りしそうになりそうですが、
研究設問に適切なアプローチか?その検討の大事さを再確認しました。

それにしても、初めての伊都キャンパスの大きさに、
受付で地図を渡されても迷ってしまいました。