言い間違いで凹んだ通夜のナレーション | 葬儀司会者たんぽぽのブログ

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長崎の葬儀司会者です。
30年の経験を生かしてナレーションの例文や葬儀の情報を発信中!仕事の愚痴や本音もつぶやきます。

 

 

 

こんにちは晴れたんぽぽです!!

 

では、久しぶりにナレーションの原稿を投稿します。

自戒の意味を込めて。。

 

今後、こんなアホな言い間違いで

お客さんに気を使わせないように頑張りますOK

 

 

今回の故人様は、かなり高齢のお父さんです。

 

誠実な職人さんで

地元では有名な飴やのご主人。

 

60年も地道に飴を作り続けてこられました。

 

ご遺族にお話しを伺って

始めて知ったのですが

飴作りって、ちゃんとした手仕事で作ると

凄く手間暇の掛かる大変な仕事のようです。

 

 

実は、この数日前に

九州に昔からある飴型と呼ばれる白い板状の飴を

ふと、思い出して

 

「懐かしいな~照れ

「食べたいなぁ~ニコニコ

「どっか売ってないかなぁ~おねがい

 

と思っていたのでした。

 

たまたまなのか。。

 

出会うべくして出会ったのか。。チーン

 

きっと、そういうことだったのでしょうね~星

 

 

 

 

実は、通夜が終って

自宅に帰ってから

どうしても、飴が食べたくなり

ググってみた花

 

 

この飴を食べると母乳が出るようになるから

「おちち飴」とか、

板飴とか

土地ごとに呼び方がいろいろあるみたいアセアセ

 

 

 

なんとアップアップ

Amazonで売ってるの発見ピンクハート

 

もちろん、すぐにポチリましたわ

 

この、中に黒砂糖が入ってるやつ!!!!

 

これが食べたかったラブラブ

 

 

前置きが長くなり申し訳ないアセアセ

 

 

では。。。

 

「時代に媚びず、欲に惑わされず

〇〇〇飴本舗の製法を守り続けて

地道にこつこつと〇〇年の生涯を生き抜いた父。。

 

戦争を経験し、戦後 母と結ばれ

後継者のいなかった〇〇家の養子に入り

飴やを引き継いだと聞きました。

 

朝はまだ暗いうちから飴を作り

車でお菓子の配達に回り

毎日毎日忙しく働いて 私たちを育ててくれました。

 

しつけには厳しかったのですが実は子煩悩で

時間を見つけては、

いろんな所へ連れていってくれたのを思い出します。

 

山の散策、川遊び、流しそうめん

お金のかからない遊びが得意。

 

器用で何でも出来るうえに

少しもじっとしていられない性格ですから

家のメンテナンスくらいはお手の物。

 

唯一の趣味の盆栽は

誰に教わるでもなく上手に育てていました。

 

 

お父さん。。

本当によく働きましたね。。

 

カランコロンと機械の回る音が聞こえると

「あぁー、今日は飴を作るんだなぁ。。」

「また、手伝いかぁ。。」と心の中でため息をついて

一家総出で飴を作っていた幼い頃の記憶が蘇ります。

 

飴作り。。大変だったよね。。

 

でもね。。

 

どんなに大変でも

手を抜かず真面目に作ったうちの飴は

どこの飴にも負けないくらい美味しかったよ。。

 

もう、十分すぎるくらい頑張ってきたんだから

あとはゆっくり

大好きな日本茶でも飲んで

のんびりしてくださいね…

 

おやすみなさい。お父さん。。」

 

 

はい。この大事な最後の日本茶を

「日本酒」と言ってしまったのは私ですむかつき

 

 

つくづく、アホです。。泣き笑い

 

 

この失敗を取り返すべく

葬儀の最後に短く入れたナレーションはコチラ

 

 

「お酒を飲めない代わりに

大好きなお茶だけは少しだけ贅沢をしていましたね。。

美味しいお茶と話し相手さえいれば この笑顔!

 

いっぱい苦労もしたけれど。。

だからこそ小さな幸せの大切さを

誰よりも知っていたお父さん。。

 

私たちも、お父さんのように

欲を張らず正直にいきてゆくつもりです。

 

どうか、見守っていてくださいね。。」

 

 

ミスはショックだし

凹むし反省しないといけないけど

それ以上に

どうやって取り戻すかがもっと大事だと思いますびっくりマーク

 

なー-んてねてへぺろ

 

 

ご覧頂きありがとうございますラブラブ

 

 

ママのチーズケーキ

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