こんにちは。
離婚カウンセラーの今井洋子です。
家事を妻へ任せっきりの
夫だと自分一人の生活よりも
大変な思いをするでしょう。
それが子どももできて夫の
支えがない状況では
『夫なんていないほうがまし…』
離婚が頭をよぎることも。
夫はちょっとしたことですら
妻の手間を増やしていきます。
ときには嫌がらを
されているのかと感じるほどに。
ですが夫は無自覚。
なぜこうも私たち妻側の
気持ちをわかってくれないのでしょうか。
今日は妻と夫、両方の目線から
心の内側でどのようなことが
起きているのかを考えていきます。
【夫が何も気付かない理由】
まずは夫の視点から
物事を把握していこうと思います。
靴、靴下、服、
脱いだら脱ぎっぱなし
電気やテレビもつけっぱなし
便座は上げっぱなし
妻はこれらを全て自分で
直して夫にも逐一、
注意をしているはずです。
そして夫へついに、
『あなたはどうしていつもそうなの！？』
と、雷が落ちたときに夫は
ビックリした表情。
夫がここで考えていることは
(昨日までは許されていたことが
なんでいきなりこんなに
怒られているんだろう…)
これが心の声です。
さらに具体的に言語化すると、
便座を上げっぱなし
靴下を脱ぎっぱなし
たしかにこれらは見栄えも
よくないことだけど
こっちは毎日必死に仕事をして
帰ってきてるのにそこまで
怒るほどのことなの？
と思っているわけです。
これが夫の言い分。
つまり、
『俺が犯した間違いは
些細なことで普段の功績が
大きいんだから見逃せ』
と、言いたいのです。
夫はこれで妻が納得すると
本気で思っているんです。
納得するわけがないですよね。
だってまず、妻と夫で
前提が違いますから。
【妻の言い分】
俺は外で稼いで生活を
支えているんだからお前は
家のことを全部やってくれ、
と言わんばかりの夫ですが
妻が言いたいことはそうではないのです。
たしかに妻側が独身時代に
一人で生活しているときは
部屋が多少汚かろうが
特に気にはしないのです。
ですが子どもを育てる
一人の母となっている今は
過去の女性とはまるで別人。
靴下が脱ぎっぱなし
便座を上げっぱなし
お風呂のフタを閉めない
など、これらは妻の手間が
増えることよりも、
もっと重大な理由があります。
それは、もし妻がちょっと目を
離したスキに夫が脱いだ靴下で
子どもが足を滑らせたら？
上げっぱなしの便座に
子どもやペットが落ちたら？
子どもの身体に関わる
心配をしているのです。
夫が言う『些細なこと』で
愛する家族が被害者にも
加害者にもなる。
妻にとって最も地獄絵図な
状況を避けたい
そんな心理が働いているのです。
【まとめ】
『あなたはどうしていつもそうなの！？』
この言葉はコップに一滴ずつ
水を溜めていたのが溢れた瞬間です。
女性は母親になった瞬間から
自らの身を投げ出してでも
子どもを守るという気になります。
なので夫が些細なことと
感じることにも時には過剰な
ほどに安全を確保しようとします。
日常的な『～ぱなし』の状態は
妻や子どものためにも夫が
すぐに正して謝ってほしいですね。
ですが、子どもが泥遊びや
おもちゃを必要以上に出して
遊んでいる状況を
母親としては注意したく
なるときがあるでしょう。
このような遊びは将来的に
子どもの知能を伸ばす研究結果が
出ているので子どもを尊重すべき点です。
このように夫婦でしっかりと
折り合いをつけながら
支え会えると良いですね。
夫があなたの話を聞いて
落ち着いて対処して
くれることが理想ですが
プライドが高くややこしい
モラハラ夫だと関係が
こじれることもあるでしょう。
そうなると今後の家族関係が
不安になると思います。
もうすでにそのような経験が
ある方は早急に手を
打っておきたいですね。
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