こんにちは。
心理カウンセラー 和家 安治郎です
世の中、平等ではない
あの人は良く扱われて、私は・・・不当に扱われて・・・。
あの人はイケメンでモテて、私はイケメンではない・・・。
あの人は認められて、私は見向きもされない・・・。
僕にも過去に会社や学校で経験が有りました。
あの人はよくて、自分はダメ・・・。
「何て不公平な扱いなんだ・・・」と嘆いているばかりでした。
いくら世間が「平等に扱われるべきだ」と声を高々にして叫んでも、人の心の中では差別や偏見は消えはしないと思うのです。
「人生は公平ではない。それに慣れよ」
こう言ったのは、ビル・ゲイツ(マイクロソフト創始者)です。
確かに頷ける
公平じゃない・・・・
平等じゃない・・・・
不公平だ・・・・
人生は公平ではありません。
「いや、世の中は平等にできている。公平に扱われている。」と言っても歪みが出てきたり、首をかしげることも有るのではないでしょうか
人生は不公平であることを、いっそうのこと認めてみましょう。
そして、そこから自分はどうすべきか
どう戦っていくべきか
どう生きていくか
そうやって、自分をスタートさせていけば良いのです。
例えば、僕は昔、体力も弱く、気も弱く、イケメンではない、頭も悪い、何の取柄もない人でした。いわば劣等感の集まりの人間でした
子供の頃は、喧嘩すれば必ず負けてしまい、頭も悪く、見下されたり・・・でした。
「自分は力が弱く、何の才能もない・・・ダメな人間だ」そう思っていました
ある時、北斗の拳のテレビ漫画を見て衝撃を受け、「強くなりたい」その一心で、実際に少林寺拳法を習い始め、有段者まで上り詰め、9年間道場に通い、何度か大会にも出場しました
体力面や気力の強さを養うには最も適していましたし、今でも我流でトレーニングは続けています
しかし、変わらず頭は悪く、成績も悪かったのです・・・
でも、なんとか高校を卒業して、会社に入社でき研修期間は1年間寮生活をしました。
その時、勤勉で真面目な勉強家で、遊ぶ暇が有れば勉強をしている、1人のルームメイトに出会いました。
それまで、勉強嫌いで不真面目な僕は、その1人のルームメイトに関わることで、だんだんと勉強の面白さを教わるようになりました。その時に物事を学び、考える事の楽しさを覚えました。
それ以降、学びとして、福祉、医療、心理学、音楽、と様様な分野を独学するようになりました。それらは、今でも続いています
世の中は不公平だと思っていた僕ですが、様々な影響を人やテレビ、漫画、映画、本などの影響を受け、不公平なこの世の中をどうやって生きていくべきか、どうやって戦っていくべきかの答えを見つけてきました。
公平ではない状況を嘆くのではなく、それをバネにして自分自身、成長していこう、成長しなければいけないと思っていたんだと思います。
世の中には、自分の力ではどうにもならない、不公平な状況は必ず存在する。
だからこそ、周りの人以上にがんばらなくてはいけないと、意識を変えていこう。
そう思っていたかもしれません。
あなたは、人生は公平ではないと受け入れれば、これから何をしていくことが大切だと思いますか
不公平だからこそ、どんな自分になるべきか、どんな個性を磨くべきか・・・そう考えると自分が成長するかもしれません。
最後まで読んでいただき、有難うございました
人のストレスや悩みの、多くは対人関係に起因するものがほとんどだと言われています。
時には自身の偏った思考や性格、歪んだ認知も対人関係に悪影響を及ぼすことも有るでしょう。
「心理カウンセリングルーム 和みの空」では、現在、心理学、心理療法をベースに社会の中で起こる対人関係のお悩み、自身の性格や感情に関わるお悩みのご相談を承っています。
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