修破離 -4ページ目
一流と言われる人間は
自分を捨てる事が出来るのだそうだ。
常に第一線で活躍する者には
過去の成功体験が邪魔したり
環境の変化に順応出来ない
などといった事がないからだ。
フェーズ毎に変化する。
そして、勝者に成るのだ。
良い歳をした男の
台詞ではないと
分かっている。
別に美食家を気取る訳じゃない。
余り自分に合わない
料理を口にした時
(あくまで料理屋での話だ。)
軽く殺意を覚え、
胃洗浄してまで別な料理屋に
行きたいと思ってしまうのだ。
ひどい時には
一口、二口で店を出る事もある。
これは自分の親がそういう事に
対し厳しかった事も影響している。
「プロとしてこの職業で飯を食って
いるならば客に不満を与えるな。」
と店に文句をいう両親だった。
その言葉は今頃になって
ふと、胸に刺さるのだ。
それは仕事への取組姿勢を
振り返った時に。
100%の力で仕事にあたるのは
当たり前だと言われる。
無理なことでも其れを
続けて行けば自分の
実力も伸びるという考えだ。
別に異論を唱える訳ではないが、
自分の場合は
80%の力でこなして
残り20%はいざという時に
取っておくといったやり方が
身に付いてしまっている。
他人から見ると、
余裕を持って事に当たって
いる風に見えるので歯痒いみたいだ。
でも、
アクセルだって踏みしろを
残しておかないとそれ以上の
加速は出来ない。
結果を無制限、無期限で
出し続ける事は
相当の動機付けがないと
困難である。
今はそんな感覚の仕事だ。
また、5月には異動となる。
東電の影響で、夏場は
動かしやすい駒として
何処かに行かされるみたいだ。
海や水のある所を好む人は
潜在意識で胎内回帰したいのだ
という話を以前何かで
目にした事がある。
それはある意味究極の
母性に対する
渇望なのだろうか?
またしても異常に
早い時間に完全に目が
覚めてしまう事が
ここ最近頻発している。
大体就寝してから
3時間ぐらいで起きてしまう様だ。
今度の厄介な点は…。
同じ夢で目が覚めてしまう所。
異質なモノ同士を
組み合わせてみよう。
失敗覚悟で
何が起こるかやってみないと
分からない。
上手く行ったら儲け物。
決まった時間に起き
仕事をして
決まった時間に眠りに就く。
つまらない人生に
思え、刺激がほしくなるが、
其れを奪われると
逆に安息を求める。
持って生まれた性格
なんてそう変えられはしない。
ただ、其れを目立たなく
擬態するのが
上手か下手か。
これだけの事。
突然CDプレイヤーが故障した。
これで2台潰して仕舞った事になる。
当座はiPhoneで凌ぐとして
さて、また同じシリーズで揃えるか
はたまた新しい機種に手を出すか?