大阪でギャラリーを開きます！

古川です。

今日は大切なお知らせがあります。

来年、大阪市内上本町駅前にて
レンタルギャラリーをオープンすることになりました。

※写真はイメージです。実際の場所ではありません

ギャラリーといっても複合スペースなのですが

・貸しギャラリー
・貸し会議室

・店舗

・事務所

を約20坪強のスペースに詰め込みます。

【ギャラリー】
展示スペースは約10坪ほどの広さになりますが
作品を発表したい方や販売したい方はプロアマ、ジャンルを問わずどなたでも借りていただけます。
展示でなくてもパフォーマンスやインスタレーション、各種イベントにご使用ください。

【会議室】
貸し会議室はお教室やセミナーなどされる方に是非。
まだ工事前で詳細の広さがよくわかりませんが６〜8人くらいは入れるかな？
あまり広くはないので少人数のレッスンやセミナー向け。
私も時々お教室は講座をしようと思っています。

【店舗】

店舗スペースはおまけみたいなものでショーケース1つ分くらいしかありませんため
ささやかながら私のビーズ刺繍ジュエリーを置く予定です。
これからいつでもこちらで実物をご覧いただき、ご購入いただけます✨

【事務所】
狭ーいスペースですが机と椅子と棚を入れて日中は店番しながらお仕事できる場所も確保。。

お仕事が落ち着いてできるかどうかはちょっとやってみないとわかりませんが。

おまけで会議室の上の倉庫になってた部分も部屋にリフォーム予定で
ここがまた最後まで予算と付き合わせて悩みました。。
築年数も経っていてあちこちボロボロなので修理するところだらけ

ただ今、解体工事も終わってこれから改装工事なのですが、

スケジュールはこれから出てくるのでお正月を跨いで来年の1月末くらいにはできるか出来ないか？
あるいは２月？？いや、３月の頭は催事があるからそれが終わってから？？
とまだオープン日は未定ですので決定しましたらお知らせします。

店舗は実家の１F部分なのですが
家族や親戚の問題などもいろいろあり

ここ2年ほど話し合いですったもんだしながらベストを探ってきまして
人に貸す方向も考えていたのですが
とりあえずは一旦長女の私がなんとかしてみるというとこに落ち着きました。

その他にも

・駅前という立地を生かして長年どうにかしたいと思っていたこと

・ギャラリーをいつか開いてみたいと昔から思っていたこと

・教室を開くスペースが欲しいと思っていたこと

・販売物を常設し、ご覧いただけるスペースが欲しかったこと

・地域の交流の場として芸術に触れる場を提供したかったこと

・ここ数年でまた自分の気持ちがアートに回帰していたこと。

・リアルで作品が見れる場を無くしたくなかったこと

・発表したい方の後押しをしたいこと

・年老いてきた両親が前々から心配だったこと

などなど様々な思いと要因が以前からありました。

ちょうどコロナのタイミングで融資も受けやすかったことや
マンションの値段が上がっていて売却しやすかったことなど

逆境の中にもチャンスも沢山あったため
もう目をつぶってえいや〜で色々大幅に変更してチャレンジすることにしました。

やらないで後悔するよりやってみて後悔したいので。

自分の状況や金額的なことを考えるとかなり勇気のいる決断でしたので
最後まで人に貸そうかどうしようかと揺れていまして
割と最近になって腹を括ったところです。。

リモート推奨のこのご時世に逆行したことをやっていますが

自分の中では色々活動してみた結果、合うことと合わないこと、
違和感を排除してきたここ2年ほどでものづくりやアートが好きという
原点回帰してきただけに過ぎません。

今年のこの騒ぎで発表の行き場を失った作品やアーティストは多数おられたかと思いますが

私も予定していた展示会が無くなったり延期になったりと
リスケジュールに翻弄されてじっくりとまともな活動も制作も出来ない一年でした。

代わりにオンライン展覧会なるものも頻繁に開催されていましたが
それを見た私はかなりモヤモヤしていました。

自分の講座は７年間、ずっとオンラインでやってはきましたが、
それは最初副業的にやり始めたためにオンラインでやるメリットがあったからなのです。

動画にできるものなどはむしろ動画で自動にしていく方が良いとも思っていますし
自分も動画は手掛け始めていますし人にもお勧めしています。
（近々動画のサポートコースもリリースしますw）

ただ、

全てがオンラインでいいかというと私は全くそうは思わない。

作品の発表においては「実物に勝るものはない」

と昔も今も思っています故に
今まで販売や展示はリアルに拘って発表してきましたし、
自分の中ではオンラインとリアルは使い分けてきました。

作者の伝えたいこと、作品のもつ力や雰囲気、何より魂の注がれたエネルギーは、

実際に現物を目の前にしないと絶対に伝わりません

これは長年に渡り様々な物づくりをしてきた上で断言できますし
何より文化的、芸術的なことが蔑ろにされていくことが一番我慢ならないと
個人的に強く危機感を感じています。

大切なリアルの発表の場を何でもかんでもオンラインで良いか、とお茶を濁して欲しくない。

作り手の想いとエネルギーと感動を直接人に届けたいのです。

何もやらないよりはオンラインでもやった方が良いのでしょうけど
伝わるかどうかに主軸を置くならば
オンライン展示はあくまで補助的なものだと思っています。