こんにちはー！
団地妻さとちゃんです。
去年あたりから、
なにしたい？
と言われたら、
「社長になりたい！」
と言うようにしてたんですね。
愛され社長！
あ！そうだそうだ、そうだった！
ってそれでタイトルつけたんだったわー
私の人生、これじゃないかもしれない。
と、思うようになった最初のきっかけって、
とある掃除業者さんとの出逢いだったのです。
私、
生涯フルタイム共働き、
夫と二馬力、厚生年金から抜けない！
一生、扶養に入らない！！！
って決めて生きてたんですね。
お金がない、貯蓄もない、親には頼れない、
ボーナスにも臨時収入にも無縁。
だから働き続ける！
この思い込みって楽だったんです。
選択肢ないですからね。
選べないんだから、これでいいんだ。
自分の可能性に期待することもなければ、
ガッカリすることもない。
でもですね。
とある派遣先で、
超プロフェッショナルの掃除業者さんとの出逢いがねー
私に風穴あけたんですよね。
新卒で正社員として勤めてた会社では、
トイレ掃除などなどは女子の仕事だったのですがね。
あの頃は、男性社員は普通にデスクでたばこもくもく、
女子は吸い殻掃除、
ひとりひとりの好みを暗記してコーヒー、お茶入れ、
が普通でしたからね～
時代って変わるね。
しかしその後、私は派遣社員となり。
お世話になったどの会社でも、
掃除業者さんが入っていたことに感動でした。
場所によっては、
掃除業者さんをはじめ、派遣社員にぞんざいな態度を見せる社員さんも存在してて。
「掃除屋にやらせればいい」
「そういう仕事は、派遣にやらせろ」
とかね。
その言い草が物語るものに憤慨してまして。
自分への期待は封印しておきながらプライドだけは高かった私。
社員を敵視し、
掃除屋さんを仲間だと思ってた節があったのです(笑)
もちろん、そんな社員さんばかりじゃないし、
私も社員だった時代があるが、
派遣に憧れて転向したくらいだったので。
社員てやつは！
って言ったって、それはほんの一部の人なんだけど、
そういう怒りポイントにばかり目が向いていた、
そんな世界を生きてた私だったのです。
で、掃除業者さんも当然、
グチグチ言ってたり、
厳しい顔つきでやってる（ように見える）わけだ。
掃除を。
本当に、ありがとうございます。
私たちの使った場所を綺麗にしてくださって。
大変ですよね、大変ですよね。
って、
感謝してるようで、
おい、おまえこそ、どこか上から目線じゃないのか！？
と、気づかされたのが、
とある派遣先で出逢った、
プロフェッショナルな掃除業者さんたちだったのです。
主体性をもって、きびきびイキイキ、にこにこと仕事してらした。
私は私でそこでは事務仕事もそこそこに、
【いかに便利屋として機能するか】
を求められていると感じていた企業だったので、
どれがどうなって、
仕事の流れや動きが表面化しているのかを
知っていくことを意識してました。仕組みに関心を持つといいますか。
仕事って、目に見えないところでこそ、
すごく支えられてるものなんですよね。
なので、私はそのビルの
掃除業者さんや、配送業者さん、下請けさんなど、
どんな仕事をされているか観察しつつ、
私の与えられた裁量の範囲内で工夫しつつ、
みんながなるべく心地よくお仕事できるような、
潤滑油としての役割を担おうと動いていたわけです。
それでそこの掃除業者さんが、特に！！！
まぁぁぁぁぁぁぁぁぁ素晴らしくて。
一緒の場所で働いてるってだけで誇らしくなるくらいの。
気配り、心配り、細やかさ。
ふとエレベーターで乗り合わせると必ずどこかを拭いていたり、
通りすがりでも立ち止まって消火器の柄の部分を磨いてたり、
そんなところまで！？
と思うくらい、やってくださる。
気づけば私は、
そのお掃除業さんの仕事っぷりに関心を持っていて、
会えば言葉を交わすようになり、
派遣社員という立場なのに、
まるで私は社長かってくらい、すごく良くしていただくようになっていたのです。
そのうち私は、
こんなに素晴らしい人材がこのビルの衛生面を支えてるってことを
一体どれだけの人が知ってるのかね！？！？
当たり前に座ってる環境が、どんな風にして保たれてるか、
知ろうともしないで不平不満に愚痴ばっかりなんて、もったいない！
と、悶々するようになります。
相も変わらず、
「それは掃除屋さんにやらせればいいんじゃない？」
「配送業者に運ばせとけばいい。」
的な発言も見受けられる。
当時、夫こそが運送業者だったため余計にカチンとくるわけで(笑)
なんだろう。
見せたい。多くの人が見えてないものを。
この気のせいのピラミッド。
ひっくり返したい。
ピラミッド、ひっくり返したい。
派遣をあと2年位頑張って、
お金貯めて辞めて、
掃除会社を立ち上げたい。
会社を大きくして、
掃除のユニフォームを超オシャレにしたい。
見返してやる！！！！！！！！
そう思ったら掃除のことばかりが目に入ってくるようになり。
掃除のプロフェッショナルで有名な方がいて、
その方の自伝を購入したが、読み進められない自分。
待てよ。
掃除会社やるんなら、まずは自分が掃除会社で勤めるべきじゃない？
、、、なんか道のりが遠いなぁ、、、
やっぱ、無理か。
と、
と、瞬時に湧いた妄想は、瞬時にちいちゃくなったのでした。
ちょうど、この頃だな。
ほらね、やっぱり私って、そんなもんなのよ。
結局すぐ飽きちゃうから。
って思ったが！
この半年後には、
お金も貯めぬまま、派遣生活だけは辞めたのでした。
掃除会社のことはどっかに飛んでたけど！
自分の中のピラミッドをまずは、ひっくり返したのです。
生涯フルタイム共働き、
夫と二馬力、厚生年金から抜けない！
一生、扶養に入らない！！！
↑てっぺんに君臨してたものを手放した。
楽しいをやっていく。
これに集中し始めてからというもの、
なにをやりたいのかは分からないまま、
でもとにかく、たくさんの人と会ってきたし、
たくさんの人の話を聞いてきた。
みんな素晴らしい。
それぞれに素晴らしい特性や経験を持っている。
じゃあ私が社長になったらいいんじゃないの？
あの時の掃除業者さんみたいな輝きを秘めている人が、
こんなにいるんだから。
雇用させてもらって一緒に働けたら最高じゃん！
、、、なにの会社で雇用するのかは知らんけど。
と、こう落ち着きまして、
とりあえず、社長になります。
本を出して、知ってもらって、お金も入って、
可能性を一気に広げて、、、
と考えだしたら楽しくて楽しくて。
ピラミッド、ひっくり返してやりたい。
と思ったときの情熱が、なにかもっと
優しさと楽しさを含んで戻ってきた。
そんな感じ。
するとなんでか、
社長のお話を聞く機会が増えたり。
経営するって、そういうことよねー
と現実をちょっと感じさせられたりね。
面白いのは、最近わが家では、
「社長！」
って呼ばれるようになったのです。
子どもたちから(笑)
幅広く手伝いをしてもらうようになって、
仕事とはなんたるか。
任せられた立場、任せる立場の話をしつつで、
みるみるうちに手伝いの腕をあげてきた息子。
息子は先輩。
娘は新人。
私が社長。
という図式がいつの間にか出来上がっていて、
「社長！」
と呼ばれるようになってました。
普段はお母さん、
手伝いが始まると、社長。
です。
今の私がなにをどうしたら社長になるのかなんて、
想像もつきませんが、
ちょっと口に出してみるだけで、
身近に面白いことが起こり始める。
想像もつかないことをやってる自分が、
どこかの未来にはいるんですよ。
だから、今が楽しい。
意味も理由も分からないし、
やれるかどうかも保証はないけど、
私の中に瞬時にわいた情熱。
はじめの一歩。
【掃除の会社をしたい】
これが、どんな形でどんなルートで、
あぁ、そういうことだったのねー！
とニヤニヤする時がくるのかを想像すると、
またもやニヤニヤしてしまう私なのです。
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