久しぶりに、苦しい夢を見て目が覚めました。
日常はなんともないように過ごしていても、
自分の記憶の奥底では漂っていて、助けてと
弱く小さく訴えているのかもしれません。
私は８年ほど前に夫の不倫を知り、行動を
してしまった人間です。
夫の出世は絶たれ、相手の親に知られる
事態になりました。
その後改心したかに見えた夫は、結局、再び
同じ相手に連絡をとっていて、夫と相手の
したたかさを思い知りました。
それ以来、離婚を決めて、子どもが大きくなるまで
我慢して生活しています。
夫は結局、不倫を継続しており、連絡を取り合っています。複数いるようです。
私だけ、損をしている気分になる時もあります。
もう考えるだけ無駄と気持ちを切り替えられる
ようにもなってます。
それでも、相手を許したわけではありません。
芸能人の不倫発覚の記事を見ると、ザマーと
心で叫びます。不倫したくせに、しゃあしゃあと
出てくるなといつも不愉快になります。
職場で怪しい二人と気づくとたれ込みたく
なります。
苦しくて苦しくてたまらなくて、
誰にも相談できなくて
吐き出したかった８年前。
あの時、自分の心は死んだので、
いろいろ感じる機能は
鈍化し、劣化しました。
生きていかなきゃならないこと、
子どもがいて育てなくてはならないこと、
不倫はなくならないこと、
なんでなんでなんでという思いが積もっていくこと。
この８年を諦めて心を乱さないように抑えて生きてきました。般若みたいな心を見せずににこやかに、
うまくいっているかのように。
それでも、
憎い気持ちだけは変わりません。
許すことなどできません。
天罰がくだればいいと。
世界でたった一人でも、あんたたちを呪っている人間がいることをお忘れなく。
今日もそんな思いを閉じ込めて生活します。
遥に
思いをよせて。