私のHPの掲示板「ふるさと喫茶室」に、二人の方から
阪神大震災から17年目の1月17日のことで
鎮魂と防災に関しての投稿がありました。
一つはRさんの鎮魂 「あれから17年」・・・
そしてDさんの「あれから17年、防災って何だろう」でした。
Dさんは東京で建築事務所を経営されている方で、知人です。
また、震災地にて応急危険度判定をする判定員の登録もされています。
「防災とは災害を防ぐ事が一番の目的で、
災害が起きる前にあらゆる想定をし、災害に備える事で
最小限の犠牲に留める事が防災の役目で有るはずが
それが今回の震災では、災害後の活動に重きを置いてあることに
建築士として疑問を覚える・・・」と。
防災の為の仕事をして行くことが建築士の役割・・・・・
心強いことにそうも付け加えておられます。
特にDさんに建築を依頼される方は、安心してお任せできるでしょうね。
防災や耐震補強は、自治体も個人も半端な額ではありません。
私も2年半前に新築した家の強度判定をネット試みましたが
結果は、新築でも微妙なところとなりました(判定に疑問も!)。
えっ、ベタ基礎で平屋なのに・・・て思ってしまいますが
埋立地で、リビングが12畳以上あり、大きな窓が!マークです。
これに加えて築年数、2階建て、吹き抜けがある
柱が少ない等が加わると、今直ぐにでも補強が必要となるようです。
建築士で判定にも加わっておられるDさんがおっしゃるには、
最近の建築物は震度7程度に耐えられるように造られている
よほど手抜き工事で無い限り、大丈夫とのことでした。
最近の建築基準法では、
『震度6強~7の地震に対しては倒壊しない強度で、
震度5強程度の地震では、損傷しない強度』となっています。
ようするに、命は守られる・・・・ということなのでしょうね。
これに津波がある、無いとでは大きく違って来ます。
最終的には日頃から自分の命は自分で守るように
心掛けていなければならないということですね・・・
私たちは阪神大震災では
鉄筋コンクリートのマンションの3階に住んでいました。
スピーカーが落ちるほど揺れたけれど、潰れるとは思いませんでした
昨年の3:11では、太平洋側・・・しかも夷隅川近くで平地・
おまけに木造建築です。ガタガタ、バリバリって音には
2度ウッドデッキに飛び出していました(゜д゜;)。
節電の意味からも今、12畳のリビングは夜使っていません。
隣の6畳の和室で電気ストーブと
20インチの小さなテレビが、くつろぎの主役になっています。
Dさんがおっしゃっている
「防災」の為の建築士であるか、どうかは
これから自分達で判定して行くくらいの知識が必要なのでは( °д°)
地震前のリビングの照明・・・エアコンも大きいので
今は、夜の殆どが狭い6畳の和室に移りました。
そしてここは10WのLEDライトの
アームスタンドだけ点いています。
以前は来客以外は空き部屋だったこの和室も
今は二人のリビングです。
防災上からしても、柱の数と狭さが安心できます。
この隣は私の書斎で大事なPC,書籍があります。
でも、近々に転倒防止策を講じねばと考えています。
大阪のKさん、この程度で分かりますか?
後は本陣のHPを覘いてみてください。
では・・・グッバイ~(^O^)/
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