名球会・OBクラブが明石にやってきた。
今日は、明石公園第一野球場にてプロ野球名球会・OBクラブvs明石市選抜チームが対戦する「ドリーム・ベースボール」というイベントがあったので行ってきました~。
今日、明石にお越しになったメンバーは・・・
<名球会>
金田正一、小山正明、土井正博、衣笠祥雄、福本豊、新井宏昌、北別府学、田中幸雄
<OBクラブ>
長内孝(広島V)、岡田彰布(オリH)、市川和正(横浜H)、屋鋪要(読売H)、川口和久(現役当時の広島H)、二村忠美(日ハムH)、松永浩美(ダイエーH)、本西厚博(阪急H)、西崎幸広(日ハムH)、苫篠賢治(ヤクルトH)、高橋智(オリV)、前原博之(中日V)、野田浩司(オリH)、川尻哲郎(阪神H)、吉永幸一郎(ソフトバンクH)、亀山努(阪神V)
※・・・()内は本日着用していたユニ。H=ホーム、V=ビジター
名球会の皆さんは、名球会お揃いのユニフォームで登場。
(写真は、天皇)
現存チームOBは概ね、写真左の長内さんのように今現在チームが着用しているユニフォームを着用しての登場だったのですが・・・例えば元阪神→BWの野田浩司さんや元阪急・BW→ヤクルトの高橋智さん(写真左)は合併球団ではプレーしていないし、元南海・ダイエー→読売の吉永幸一郎さん(高橋さんの後ろ)もソフトバンクではプレーしていないので、ちょっと違和感がありましたね。
屋鋪さんは大洋、西崎さんはオレンジのファイターズホーム、松永さんは阪急黄金期、吉永は平和台時代のガッチャマンヘルメットとか、旧いユニフォームで戦う姿を見たかったなぁ・・・ってのがちょっと残念でした。
そんな中、イーグルスのコーチにも就任された、元阪急・オリックス→阪神→日本ハム→ロッテの本西厚博さんは・・・阪急ブレーブスのユニフォームで登場♪
僕はプロ野球球史の中で、このユニフォームが一番大好きで、今日もこの帽子を被っていってたので、嬉しかったです。
ちなみに写真は、現役時代はほとんどHRに縁が無かったはずなのに・・・試合前のHR競争に抜擢され、1本放っておおはしゃぎでダイヤモンドを一周したところ(笑)。
なお、岡田さんに関しては・・・オリックス監督就任直後ということで、オリックス背番号80番の現在のユニフォームで登場していましたが、阪神OBとしての人気が強いだけに大拍手が起こっていました。
スタメン。ちなみに先発投手は伸一郎ではありません、地元明石出身の320勝投手です(笑)。
1番はやはり、世界の盗塁王で先頭打者HR数の記録も持つ福本さん。
しかし2打席凡退で、盗塁は見られませんでした・・・。
2番は、南海→近鉄の現役時代の巧打者ぶりもさることながら・・・打撃コーチとしてBW時代のイチローを育てたことでも知られる新井さん。
そして、3番は・・・今回、一番見たかった人といっても良い松永浩美さん(元阪急・オリックス→阪神→ダイエー)。
今月21日に東京ドームで行われるOB戦には阪急ブレーブスユニフォームで登場とのことだったのでちょっと期待していたのですが、現役最後を過ごしたユニフォーム姿でした。
(そういや松永さんというと・・・現役時代は僅かに2,000本安打には届かなかったものの、後にマスターズリーグで達成して、名球会に特別入会していたはずなのですが)
なんとこの日、5打数5安打。
守っても軽やかなフットワークは健在だし、1人フルイニング出場と素人相手に本気で活躍していて・・・5安打目を放った後に守備に就いた際、客席からの声に対して「監督に怒られたよ」と言っていましたが
試合後にも敢闘賞を受賞していましたが、阪急・オリックスの後輩にあたる高橋智・本西さんからはブーイングされてました(笑)
7イニング限定だった試合は、相手の屈守もありましたが・・・この結果の通り、やはり現役から遠ざかっても、元一流プロのバッティング技術、そして投球術が健在だということを改めて実感しました。
カネやんも1アウト限定で登板、衣笠さん以外は全員出場でした。
試合後はすぐに選手の皆さんは引き上げられたので、残念ながら松永さんに例のカードのお礼を言うなど、選手たちと接する時間はありませんでしたが・・・やはり古き良きプロ野球の歴史に触れることが出来て、良い1日でした。
例えば自分が現在応援しているイーグルスなんてまだまだ若い球団で、こうしたノスタルジックなイベントとはまだ無縁ではありますが(イーグルスで現役を終えた川尻哲郎さんは虎ユニでした)、だけど偉大なる先代OBが培ってきた歴史があっての、現在のプロ野球ですからね・・・。
そういや、試合前の球場外では・・・この時期は契約外にも関わらず、ソルジャーズの選手2名がビラ配りして野球ファンにPR活動していました。
なお試合に出場した選抜チームは、草野球チームから選抜された素人さんばかりで・・・ソルジャーズ選手は出場していません。