ニューヨークメトロポリタン劇場のMETライブストリームでシュトラウスの「バラの騎士」を見ました。主役の元帥婦人を演じた、ルネ・フレミングは今回でこの役を引退すると発表。生の舞台ではないけれど、画面の大きさと音楽、彼女の演技力と気品と美しさ。終幕後の観客はほとんどスタンディングオベーション。オペラが求める全てを最高にこの舞台で出し切っていることに感動させられました。

 

 同じ日に、日本の防衛大臣が

 

稲田朋美防衛相が6月3日、シンガポールで開かれた「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)」で、演説をした。壇上には、オーストラリアとフランスの国防担当大臣がいた。

ウェブサイトに掲載された発言録によると、稲田氏は、会議に出席できたことが光栄だと述べ、シンガポール政府への敬意を示したあと、共に女性である2人の大臣に触れてこんなことを言った。

「見たら分かるように、(私たち3人には)共通点がある。同じ性別で、同じ世代で、全員がグッドルッキング(容姿が良い/美しい)」。

 

とスピーチされたことを知りました。

批評するつもりはありませんが、ウィキペディアによると、同じ1959年2月生まれ。私の受ける印象は随分違いました。