2014年はすぐに去り、新しい?年、2015年が目の前です。
私の読書仕舞いは、ミステリー小説。そして読書初めも、ミステリー小説です。と言うことで、ジョン・ル・カレの文庫本、「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」 「スクールボーイ閣下」上下 「スマイリーと仲間達」 「誰よりも狙われた男」を買い込みました。「誰よりも狙われた男」は最近映画化されていました。
ミステリ-小説、それもイギリスのミステリー小説が好きなこともありますが、内田樹さんの「街場の戦場論」の中の一章”インテリジェンスとは”に
グレアム・グリーンに始まり、ジョン・ル・カレ、イアン・フレミングに至る”元スパイ”達・・・(p231)の箇所を含めて、様々に読んできた面白いミステリーは実際の経験に基づき書かれた部分もあるからだと、今更気づきを与えられ、今までは”ブックオフ”で散発的に購入していたものを、まとめて一人の作家の作品を「この時期に読むぞ!」と一気買いです。
内田樹さんの「街場の戦場論」は、私、街場に住むものにもわかりやすく描いておられます。インテリジェンスを扱った章でイギリスのインテリジェンスに比して日本の特定秘密保護法は「とても幼げない」考え方を元にした法律であるとしておられるのは、私には同感できます。小説を読んできた印象や読み物から得た印象でも、「そうだな」とうなずけることが沢山有ります。
いったい、何のためにこんな憲法を否定するような、しかもちゃちな法律を作ったのかしら?と言うのが私の問いですが、それを満足させるためのしばらくはミステリー三昧の冬ごもり。「わかんない」かもしれませんが。どこかの衆議院議員のように、わからなくても私には責任はありませんから。
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- ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫NV)/ジョン ル・カレ
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- スマイリーと仲間たち (ハヤカワ文庫 NV (439))/ジョン・ル・カレ
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- スクールボーイ閣下〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)/ジョン ル・カレ
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