信じられないような雨量が、小さな箇所に降り、大きな犠牲を生み出しました。新聞やTVを見ることをしない私は、そのニュースを知ることが遅く、それ故に却ってまとめられた報道内容に、どうなってしまっているのだろう、この異常さは!と悲しい気分一杯です。


こんな対照的な記事をWEBサイトで見ました。


安倍首相の記事で、

(引用)

午前6時過ぎにはNHKなどがヘリを飛ばし、上空から広島市北部の記録的ゲリラ豪雨による土砂被害を伝えていたにもかかわらず、

夏休み中の首相は、20日も午前7時22分に静養先の山梨・鳴沢村の別荘から近くの名門ゴルフ場に出発。午前7時半ごろから森元首相やフジテレビの日枝会長らとラウンドを始めた。

首相一行がようやくプレーを中断したのは、午前9時20分ごろ。その後災害対策に当たるため官邸に向かったが、約2時間にわたってゴルフを続けていたことになる。
(引用終わり)日刊現代WEBサイトより。


両陛下の記事で、

(引用)

宮内庁は20日、天皇、皇后両陛下 が広島県で起きた豪雨災害を心配し、22日から予定している長野県軽井沢町での静養中の行事を取りやめると発表した。旧満州開拓引き揚げ者が入植した同町の大日向開拓地での散策やテニス、音楽鑑賞を中止する。(引用終わり)毎日新聞WEBサイトより。


庶民の一人としての私が、この記事から受ける印象は、同じ日本という国のトップに立っている方の行いの違い。しかも、天皇陛下も安倍首相も日本の太平洋戦争時に大きな権力を持った方に直接繋がる血筋の方のです。


東北大震災後、避難所をお見舞いされた両陛下は、被災者と同じ床に座ってお話を聴き慰められた姿に、暖かい深い愛情に満たされた姿を思い起こしました。