偽物。偽物・・・

偽作や偽物作りは昔から多くあることは、みんな知っています。

骨董品や絵画、書などはたとえ美術館に展示されていても時には偽物とわかり、展示されなくなることはしばしばニュースになります。

「鑑定なんでも探偵団」と言うTV番組は真贋を見分けることをショウとして見せることで人気番組になっていました。

そんな偽物作りが今行われている様を、目の前でニュースとして見せられると、「何だかなあ」と主役の人柄を見る目が一度に善人から悪人へと変わってしまいます。

文化庁後援の書道中心の公募展「全日展」が複数の県に知事賞を返還していた問題で、主催団体の全日展書法会（東京）の前会長、龍源斎大峰氏が２８日、文化庁を訪れ、１６県分の知事賞の受賞者は架空の人物であることを明かし「受賞作は私が書いた」と捏造を認め謝罪した。

佐村河内守さんによる作曲者偽装問題で、ＮＨＫの石田研一放送総局長は２０日の定例記者会見で「結果として、作曲していないことを事前にチェックできず、番組の作り手として大変重く受け止めている」と述べ、あらためて謝罪した。（東京新聞WEB）

オードリーヘップバーンのコメディ映画「おしゃれ泥棒」は素晴らしい偽作作りの画家の娘という設定でした。これがドキュメンタリーなら楽しく見ることはできなかっただろうな。と記事を見て思い出した映画です。