私にとり、この所のの寒さは格別でした。いつも着るダウンのコートを通して冷たさが忍び込んでくるような寒さでした。


昨日、阪急百貨店での藤田美術館展に行きました。

「大阪の実業家、藤田傳三郎とその嗣子(しし)らにより収集された数千点に及ぶコレクションを、江戸時代から続く茶道具商の名門「谷松屋戸田商店」の戸田博氏が厳選。東洋古美術の名品約40点をご覧いただきます。」


                 御所丸黒刷毛茶碗 銘 緋袴
                 御所丸黒刷毛茶碗 銘 緋袴


展示されていた茶道の茶碗の美しさは素人の私にも、素晴らしいなと思いました。


藤田美術館を改めて再訪することにします。

同時に、現代作家が作るものが、古い時代のものを超えることが如何に難しいものであるかと、ふと考えてしまいました。


同じ百貨店の画廊に、古い大壺が展示されていました。その壺に「私の疲れているものを取り去って」と頼みますと(とっても変なことなのですが、後で思い返しますとなぜ頼んだかわかりませんが、とにかくそんなことがありました)、とたんに、右肩の凝り無くなり軽くなっていました。壺が引き受けてくれた?!そうかもしれません。不思議な体験です。ふざけているのでは無く私の新しい初めての体験です。びっくり体験です。


帰りに好きな山羊のチーズを購入、そのチーズを包んでいた紙にフランスで作られている数々のチーズが印刷されていました。きっともっと多種類のものがあるのでしょうが、日本の味噌が各家庭、各地方で作られ、”手前味噌”という言葉があるくらい作られてところでそれぞれ特色のある味を醸し出しているのと全く同じだと思いました。


            
                フランスのチーズ地図
   売られているチーズのほとんどの原料は牛乳です。ほんの少しだけ山羊のチーズがありました。