テルってる畑でイチジク狩

前から頼んでいたのですが、どうなったのだろうと思っていましたら、

今年は、台風の大雨や天候不順で、あまり出来が良くなかったのが、採れますよ!と連絡を頂き出かけました。

イチジクの収穫は初体験。農薬や除草剤を使わない畑はとても気持ちよく、農園主の芦田さんと長々とおしゃべりしながらたくさん収穫しました。

芦田さんのイチジクは一般のスーパーには並びません。市場では見てくれが悪いので、つや出しワックスをかけ、形のそろったものしか売りません。


無農薬、有機栽培と言うのは、農家の愛情と自然が美味しい実を育てることを、お話ししながら教わりました。


たとえば、葉に付く毛虫は葉しか食べません。所々にありんこがいっぱいの実がありますが、それ以外の実には集っていません。



テルってる畑はご両親の果菜農家にUターン。そのあたりに多かったイチジク栽培をするに当たって、有機栽培を志し、直接販売をすることに販路を求めておられます。


イチジクは素晴らしい効能 が有り、昔、寺院には通年食べる果物として、ミカン類、キンカン、イチジクが必ずあったと言います。そのイチジクは夏にため込んだ不要なものを外に出し、体をきれいにするからと信じられ植えられていたそうです。習慣が教えてくれる知恵だなと思いました。と言うことで、この所、私の胃腸は快調です。



木で熟したイチジクの甘いこと。ちょうど、食べ頃、ジャムの為にちょうど良いものと。たくさん収穫させて頂きました。勿論皮ごと食べられます。


帰宅後、早速ジャムにしました。1キロの皮もむかないイチジクに黒砂糖160グラム、柚子の絞り汁をレモン汁の代わりに加え、少しシナモンパウダーをいれて、しばらく置いてから、火にかけ煮込み、鍋の中でつぶし、とろみが出てきたところから、もう少し煮て、出来上がり!


砂糖が少なかったと思ったのですが、甘すぎるくらいのこってりとしたジャムになりました。

       
             蘇生.net-blog-イチジクジャム