映画:「サイドエフェクト 」を見ました。


 この頃では、日本でも精神科を受診することは隠すことでも何でも無いような風潮のようで、精神科に行ったと言うことがごく普通に若い人と話していても出てくることが有り、変わったなと思っていましたら、サスペンス映画「サイドエフェクト」の中で、主人公の精神科医がイギリスからアメリカに移住した理由を問われ、イギリスでは未だ精神科に行くと言うことは特殊に見られるから、より、研究をするのにはアメリカの方がよいと返事をしていました。


映画を見ていて、こんなにも簡単に様々な状況に応じて薬を投薬され、飲んで良いのかしら?と。生きると言うことはどんなときにも難しかったり、絶望に追い込まれたり、様々な人の持つ性格でその現れ方は変わりますが、解決する為に薬を飲む行為は深味の無い浅い文化が背景なんだろうかと思うのですが、回答が未だ見いだせていません。


薬の持つ副作用をうまく利用しながら、そこに絡むお金、名声・・・むなしいと思えることが、実際には人生の目的になってしまったことではまり込んでゆく。


製薬会社とリサーチする医者との高額なお金での結びつきは、昨今、日本でも血圧抑制剤にまつわるスキャンダルと同じだとうなずけますし、製薬会社の対応に恥じ入るところを感じさせないのは、状況はありふれたものなのだろうと思わせられました。


今ひとつの映画「世界が食べられなくなる日 」を観るように友人に勧めました。友人は観た後、不用意に何でもスーパーで買うのが恐くなって、有機農法の野菜を購入し始めたとのことです、そして、有機農法のものを食べると、野菜が美味しいと。私たちの世代は、農薬を使っていない時代に育ちましたので、野菜の本来持つ味を知っています。そんなおいしさを再発見してくれたようで、うれしく思いました。


こんなニュースがアメリがで、しかし、日本では寧ろ容認する方向にあるみたいです。


遺伝子組み換え企業保護付帯条項を削除する法案が米国上院で審議されていたのですが、これが先日に米国議会で可決されました。

「9月30日頃を目処にモンサント保護法は完全撤廃されるだろう」とのことで、今月中には米国からモンサント保護法が消滅する方針のようです。
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