バレー音楽、ストラヴィンスキーの「春の祭典」を大阪フィルハーモニー交響楽団、指揮 大植 英次 シンフォニーホールでの定期演奏会に行きました。
大植さんが大フィルの音楽監督となられて10年、最後の定期演奏会。
作曲家、ストラヴィンスキーの故郷。ロシアの寒い冬から、爆発するような春を音だけで!
私が一時過ごした、カナダの春を思い出しました。雪に閉ざされて人々は待ち焦がれる春を、鳥が教えてくれ、日差しが教えてくれ、花が一挙に教えてくれます。人々がワーッツと動き出します。
こんな時、「第一部 大地崇拝」 「第二部 生贄(いけにえ)の音楽は、時に凶暴にまで聞こえ、理性を超えてしまうほどのものであったと、私の経験を通して、作曲家の想いと、指揮者の意図を存分に楽しみました。
これを、音楽だけではなく、バレーとともにいつか観て見たい。
当日は、観客の拍手の長く続いたこと。大植氏も演奏に大満足のように見受けられました。
有難うございました。幸せなときを過ごさせていただきました。
