不適切にもほどがある2話は仲里依紗先生の回でしたね!
今回の話の中で心に刺さったのが、
【残業のさせすぎは問題だけど、
ある程度の余白やあそびがないと面白い物なんか作れない!】
というところです。
これを聞いたときに咄嗟に車を思い出しました。
車の免許をお持ちの方でしたら習ったことがあると思いますが、
車はハンドルやブレーキに「あそび」が設けられています。
(あそび)とは、
急激にハンドルやブレーキを操作しても、いきなり車が方向を変えたり急停止しないための「ゆとり」であり、それが車の安全性を高めています。 つまり「あそび」が自動車という機械と運転する人間とのインターフェースになっているのです。
これは人でも同じことが言えるなと思いました。
「定時だから、さあ帰りなさい!」と言われても、
急に仕事は切り上げられないし、
定時を目指して働いていると能率は上がるかもしれないけど、
それ以外のことを考える余裕が無かったり…。
「時間きっちりに働きたい!」という人もいれば
「面白いからキリがいいところまで働きたい!」と言う人もいて当たり前。
それを一律で皆同じにしようとするから無理が生じてくるのではないのでしょか?
その証拠に「ホワイト企業すぎるからつまらなくて辞めました」という人もいますもんね。
きっと仕事をするモチベーションはみんな違うのです。
「お金のため」
「生活のため」
「自分のやりがいのため」
「暇つぶし」
「将来への投資」
などなど、人それぞれが仕事に対する価値観が違うはずです。
僕は「自分らしく働ける人を増やしたい!」と思っていますが、
”自分らしさ=面白いことをに熱中する”だと思い込んでいました。
なので「世の中の人は皆、自分の面白いと思えることを人目を気にせずやるべき!」と言っていた時があります。
しかし色んな方とお話するようになって、
”自分らしさ=安定した生き方をすること”
”自分らしさ=人から求められることに応えること”
という価値観を持った人もたくさんいることを知りました。
これを企業で例えたら、
(面白い仕事だったら不安定でも残業してでもやりたい派)
(面白くなくてもいいから安定して定時できっちり帰りたい派)
というイメージでしょうか。
とにかく、
働き方は人それぞれ考え方があっていいのに、
働き方改革は考え方や制度を統一化しようとしているから、
苦しくなる人もまたいるのだと思います。
育休制度なども制度としては良いと思いますが、
そのしわ寄せが他の社員にいくのがキツいという投稿も
Xでよく見ます。
男女平等はたしかに大事です。
しかし、そもそも男と女は別の生き物です。
男性は妊娠をしないし出産もしません。母乳も出ません。
妊娠出産、さらに母乳を出すなどは女性にしかできません。
男女は区別して考えるべきだと僕は正直思います。
なので男性が奥さんと一緒に育休をとるという考えが、
僕には分かりません。
だって男に出来ることってそんなにあるのでしょうか?
もちろん女性一人で子育てをするのは大変だと思います。
しかし女性が一人で対応するのが大変だからと、
男性も長期休暇をとるほどのことなのでしょうか?
たとえば長期休暇ではなく、
育児期間は定時上がり週休3日にするとか、
週2はテレワークでの仕事にするなど、
そのくらいの対応が良いのではないか?と思ってしまいます。
完全に長期休暇にしてしまうと小さい会社なんかは、
そのしわ寄せを食う社員たちはめちゃくちゃ大変なのでは?
と思ってしまいます。
僕は結婚もしていませんし子供もいないので、
育児や子育ての大変さは推し量れません。
ただ、
皆が同じ力量、同じ考え方、同じ境遇なわけではないと思いますので、
一律で同じ制度を作り、適用するのはどうなのかと思います。
ドラマの感想なのに色んな社会情勢まで考えてしまいました。笑
宮藤官九郎先生恐るべしです。
それでは、おやすみなさい。