- 少ない受講数でも上達したい!
- たくさん練習して一気に上達したい!
当教室ではこのどちらのニーズにも対応できるよう、独自の「暗算らくらく習得カリキュラム」で練習効果の最大化を図っています。
ですが、当然完璧というわけでなく、いろいろと課題もあります。
そのため、日々その見直しを行っているのですが、今回は久しぶりに大きな改定になります。
当教室ではまず加減算を集中的に学んでもらいますが、初級をクリアして加減算の弾き方をすべて習得したメンバーには「加減算チャレンジ」という3桁5口の問題で弾き込みに取り組んでもらっていました。
それでスムーズに上達できているメンバーもいるものの、以下のようなケースで躓いてしまうメンバーも少なくありませんでした。
1) 初級では3桁3口を練習していたものが、3桁5口と長く難しくなることで間違いだらけになってしまい自信を失ってしまうケース。
2) 全問は解き終わらないのでスピードが上がることで点数は伸びているが、間違い直しに十分に取り組まないので間違いが減らないないケース。
3) スピードが少しは上がっているものの、3桁5口では1問分のスピードアップには足りず、伸びている実感を得ることができずにやる気が落ちてしまうケース。
このようなケースの1つの対処法は、「いったん簡単な問題に戻ること」です。
簡単な問題を完璧に正解できるようになれば、難しい問題でも間違いにくくなります。
簡単な問題であればそもそも間違える量が減りますし、繰り返し復習する負担も軽くなります。間違い直しに取り組みやすくなります。
簡単な問題であれば少しがんばるだけで制限時間内に解ける問題数が増えやすく、モチベーションアップにもつながりやすくなります。
だから、伸び悩んでいるメンバーにはそのことを繰り返し繰り返し伝えてきました。
ですが、簡単な問題に「自分だけ戻ること」に対する抵抗感は、こちらの想像以上に高かった。
どうしても嫌がったり、しぶしぶ戻っても前向きに練習できないので効果が上がらないというケースが出てしまっていました。
『自分だけ』だと難しいのであれば、『全員が』簡単な問題をもっと完璧にできるようになってから難しい問題に進むルールにしよう!
ということで今回の施策になります。
初級をクリアしたメンバーが弾き込みを行うプリントとして、新たに「3桁3口チャレンジ」を用意しました。
従来の「加減算チャレンジ」は、この「3桁3口チャレンジ」で30点満点を出したメンバーだけが挑戦できるルールに変更となります。
ただ、加減算チャレンジでの記録更新を目標にしていたメンバーにとって、急にそのプリントでの挑戦が禁止されることはモチベーション低下につながってしまいます。
ですので、今月いっぱいは猶予期間とし、従来通り初級をクリアしていれば「加減算チャレンジ」でも練習可能とします。
「来月以降も加減算チャレンジで練習したいよ!」というメンバーは、今月中に「3桁3口チャレンジ」で30点満点を取ってしまってください♪
※プリントデータはメンバー用サイトで公開済みです。自宅練習にご利用ください。