鳥海月山両所宮

山形市宮町に鎮座 

山形随一の大きさを誇る鳥海月山両所の神社

鳥海月山両所宮を参拝しました 

御祭神は 倉稲魂命  月夜見命 

源頼義と義家によって 康平6年(1063)に創建 

古くから「お宮様」と称され

北の総鎮守として尊崇されてきました

縁起では

源頼義が安倍貞任討伐にあたって

飽海郡吹浦の鳥海山両所神社で

鳥海・月山の両神に戦勝祈願に戦勝を祈願し

勝利したので    

1063年にその報賽として

最上郷山形に社殿を造営して分霊を勧請し

国家泰平・武門吉事の神と称したのに始まる

と伝えられている

随神門

天明元年(1781)

両所宮社人 佐藤長太夫の建築寄進 

木造銅板葺きの楼門は豪壮華麗 

天井には郷土画家 藤澤祐川で

鳳凰や麒麟が描かれている

金井の井戸

金井の庄の起源とされ

金売吉次の 金洗いの井戸 とも伝えられている

今も絶えることなく清水が湧き出ている

神池と片目の鯉

金井の井戸から湧き出る泉は

大きな池となり 中島には厳島神社が祀られる

旱魃でも池の水が涸れることはなく

この池に住む鯉は片目だという