皆さんこんにちは^ ^
ヒロシです!
和ポッププロジェクトが本格的に始まり!
そろそろと思いまして!
歌詞の解説をしちゃおうかと思います(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
本日紹介するのが
「セレナーデ」
小野小町の「百夜通い(ももよがよい)」という伝説を元に描いている作品です!
百夜通いとは、
小野小町に熱心に求愛する深草少将。小町は彼の愛を鬱陶しく思っていたため、自分の事をあきらめさせようと「私のもとへ百夜通ったなら、あなたの意のままになろう」と彼に告げる。それを真に受けた少将はそれから小町の邸宅へ毎晩通うが、思いを遂げられないまま最後の夜に息絶えた。
諸説ありますが、このようなお話です。
季節は秋
歌詞の中に、秋の季語でもある「蛍草」と言う花が出てきますが、
セレナーデと言うタイトルは、蛍草の花言葉からつけました。
蛍草の花言葉はいくつかあり、セレナーデ(小夜曲)の他に
・尊敬
・変わらぬ思い
・敬われぬ愛
・密かな恋
のような言葉があります。
セレナーデ(小夜曲)とは
音楽的位置づけで、
「恋人や女性を称えるために演奏される楽曲」
「夜、男が恋人の窓辺で歌う愛の歌」
となります。
この曲のメロディーは、どうやら兄ちゃんが蛍を見ている時に思いついたらしく!
なんと曲のイメージも決まっておりました笑
「蛍が一生懸命に求婚するけど、叶わずに果てて行く」
と言う内容で笑
そのイメージに添うように世界を作ったのですが、奇跡的に歌詞の神様が降りて来てくださり、
ドンピシャの内容に出来たと思っております^ ^
切なくも一途に愛する気持ち
是非このセレナーデの世界を感じて頂ければと思います^ ^
セレナーデ
憂いを秘めた 瞳の前に
なす術も無く 引かれ行く
人であればその香りに逆らえはしない
御簾で隔たれた先の音を
聞き漏らすまいと
心はただ 貴方だけを求めている
誰にも渡さない 秋夜に息を荒げ
今宵もまた彼方へ
誰が為に百夜も通えようか
貴方へ想いを歌う小夜曲(セレナーデ)
叶わぬ恋だと 通い路に咲く蛍草
侘しさが 色付く
三度目の満月が つれない貴方への愛を急かした
露知らないその光は無情にも美しい
時にふと笑う息づかいが
体を溶かし行く
この身全て捧げたとて 足りぬだろう
思いを遂げたら 私は月になろう
永遠に欠ける事なく
苦しとて命を削ろうとて
高らか今宵も歌う小夜曲(セレナーデ)
愛しい 愛しい 険しい道さえ愛しい
その手まで もう僅か
誰が為に百夜も通えようか
貴方へ想いを歌う小夜曲(セレナーデ)
叶わぬ恋だと 通い路に咲く蛍草
侘しさが 色付く
もしこの身が滅びたとしたら
貴方は涙するのだろうか
嗚呼 答えを 蛍草