気温よりも湿気が身体に堪えるので試しにエアコンをつけてみた。

 

友人と大きな街へ。もともとあった買い物に行こうという話に

展示会や訪れる店を追加して膨らませた。結構歩く。

途中スターバックスで休憩。

これまで、それも10年以上前に一度行ったことしかないが

あんな照明の店内でPCで何かしていることに驚く。

知識として知ってはいても、そういう業務形態とは無縁だったし。

あの環境で業務に集中できるのは大したものだなあ。

 

せっかく訪れた大きな町だもの、書店で2冊購入。

アンドレイ・プラトーノフ『幸福なモスクワ』(白水社)

ヘレン・オイェイェミ『あなたのものじゃないものは、

           あなたのものじゃない』(河出書房新社)

 

昨年から始まった白水社<ロシア語文学のミノタウロスたち>の第2回配本。

一冊目の

ガイト・ガスダーノフ『クレールとの夕べ/アレクサンドル・ヴォルフの亡霊』

がとても良かった。

 

  ぼくには現実と仮想の中間の場所に不自然に身を置く状況をつくり出す

 病気があったが、それはつまり、ぼくの想像の所産と、この身に起きた

 できごとが喚起した本物の直接的感覚とを区別できない病気だった。

 言うならば、精神的な蝕知の能力をもち合わせていなかったのだ。

 

なんてところ。某所で紹介したっけ。10か月程間隔が空いたけれど喜んで購入。

次回は今年の秋と帯にあるから冬くらいかな。のんびりと構えてゆきたい。

 

エリアーデ『ホーヒニベルガー博士の秘密』・カフカ『傑作短篇集』(福武文庫)読了。

本棚収納本を読み進めているが、最初に並べたのが福武文庫だったから

しばらくは福武文庫が続くかもしれない。どれをどの順で読むのかは自由だけれど。