ロシア人は騎馬民族 (4) | ソ連風来坊のブログ

ソ連風来坊のブログ

台湾出身の一匹狼、旧ソ連陣営と東アジアを報道

続いては民衆の感情をまとめて比べます。 

まずは記念碑より、場所はモンゴルだ。
首都ウランバートルの近郊に、「ザイサン・トルゴイ」(Зайсан толгой)という山頂で記念碑が建たれ、市内を一望できて観光名所になっている。


外はソ連兵士と勲章が刻まれた円形の建物 


中には壁画があり、ソ連とモンゴルの相互扶助を描く内容だ

社会主義時代、モンゴルとソ連の連携がどれほど緊密だったかは一目瞭然。それだけには止まらず、この流行歌が前世紀より今までずっと歌われ続ける

「Aхан дүүсийн дуу」(兄弟の歌
関連する映像はこちら:

https://v.youku.com/v_show/id_XMTc4OTQxMTMy.html 

https://works4.me/track/43039730 

http://7chu2ky.com/show_stksj.php?nid=170&y=3 

 

ソ連やロシアが騎馬民族国家であるモンゴルに”兄貴”だと呼ばれる揺るぎない証拠ではなかろうか?


場所を入れ替えて北朝鮮の記念碑で確かめましょう

中国観光客が来ると、必ず訪れる場所はここ:

友誼塔(우의탑)、抗美援朝(朝鮮戦争)で犠牲した志願軍たちを偲ぶ記念碑、烈士たちの武勇伝が中に刻まれた。

物足りないとは言えないが、ソ連軍の功績を称える解放塔(해방탑)と比べれば、向こうのほうがスケールはずっと大きい感じ:


さらにツアーの内容で検証すれば、中国観光客たちの北朝鮮ツアーはだいたい三泊四日、多くても一週間を超えないし、場所も数ヶ所に限定される。

ロシア人の北朝鮮ツアーは二週間を超えた豊富な内容、中には地方の協同農場での見学や民衆との交流も含まれるらしい。外国観光客ツアーの中にスケジュールが最も豪華な存在。

どちらが喜ばれるかは言うまでもないーーーー

(続く)

 

応援、宜しくお願いします:

にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
にほんブログ村