イタリア4日め。
とんでもない代替ホテル、いえ代替小民家にうつらざるを得ないトラブルにまきこまれた
その夕刻、「おねえ」と「むー」に
さらに悲劇
な悲惨
な出来事が襲いかかります。
それは夕飯でのこと。
この地域は冬は雪でおおわれてしまうため、
夕食もホテルで食べるハーフペンシーオーネという1泊2食付のシステムが
多いところです。
もともと予約していたホテルの女主人が、
「宿泊は違うところでしてもらうけど、
夕飯はうちのホテルでサービスするから」
ということだったので、代替ホテル、いえ、代替小民家から歩いて向かいました
車で行くには近すぎるのと、
気性のあらいアヒルが、車の近くにいるので、
追いかけられるのがいやなこともあり、
歩いて向かうことにしたのです。徒歩5~6分程度です。
しかし、さすが山間部、
イタリアのギラギラ太陽が沈むと
夏とはいえ気温がぐっと下がり、半袖ではぶるぶるしてしまうほどです
これは、温かくておいしい食事で、気分も盛り上げないと
と思いながら向かいます。
用意されていたレストランの席は、ブドウ畑が眼下に広がる窓側でした。
このような風景です。
テーブルのキャンドルに火がともり、食事のはじまりです。
雰囲気は悪くありません。
★こそついてませんが、一応、ミシュランイタリアに載ってるホテルのレストランなので、
そこそこの料理が出てくるだろうと、
二人とも期待は、ふくらみます。
ここのホテルには泊まれなかったけど、食事がおいしければ、
半分許してやるかぁ~と、「おねえ」と「むー」は自分たちに言い聞かせます。
そこへいきなり、パスタ料理がでてきたではありませんか。
「あ、あれー?前菜はないんだあ・・・・
」
とりあえず、食してみます。
「ん? ううううう、味ないよお。このショートパスタ・・・・。しかも、いつゆでたのさ。やわらかすぎじゃん・・・・
」
すごくおなかすいてるはずなのに・・・・ ま、まずい・・・・・・
「おねえ」と「むー」のテンションは、急降下・・・。
とりあえず、次に期待することにします。
さて、メインがやってまいりました。
肉の煮込み料理。見た目豪華で、香りも悪くないです。
これはおいしいに違いないと口に入れた瞬間、
「うーーーーーー、この肉・・・・・・ この食感・・・・・ このにおい・・・・・
う、うさぎ
さん・・・・・ だよおおおお
」
よりよって、苦手な
さんがメインだなんて
「むー」は、一口で断念です。
「おねえ」は、「無理してでも食べてやる
」と試みましたが、やっぱり断念。
ホテルはへんてこりんなところへ移されるし、食事は全くおいしくないし、涙がでそうです。
テンション下がりまくりです。
食事はサービスだと女主人が言っていたので、ミネラルウォーター代をプロントにおいて
ホテルを後にしました。
こんなマズイ食事なら断って、違うレストランへ行けばよかったと話しながら
代替小民家へ戻りました。
ドアをあけると、代替小民家のマンマが電話の受話器をもっています。
いま、食事をしてきたホテルの女主人が入っているから、「出て」といいます。
おねえは「『「ミネラルウォーター代なんていらなかったのに』って電話かな?」と言いながら、
電話口に出たのでした。
悲劇のゴングが本格的にここから鳴り出すのでした・・・
つづく