夜、テレビで東京タワーをやっていた。。。
酔っ払って帰ってくる父親、東京で暮らした出来事、ガンで苦しむ姿。
私のトラウマをここまで見事に表現しているとは思わなかった。
あんな映画を何でつくったんだろう。
気持ち悪くて寝れない。
旦那様が、居間で寝てしまうと、いつも不安で心細くて、なんか怖かった。
なんでそう感じるのか、今日、分かった気がする。
酔っ払って帰ってきた父や祖父を連想してしまっていたからかもしれない。
子供の頃、ゲロまみれになって目を覚ましたことがある。
祖父が酔って吐いたのかもしれない。
父が酒を飲んで帰ってきた夜は、いつも震えながら耳を塞いで布団をかぶっていた。
大学時代、コンパで酔った友達が、酔っているだけの友達が、すごく怖かった。
ここまで、酔っ払いに恐怖を感じるのは、きっと、酔っ払った祖父か父に、何かひどいことでもされたことでもあるんじゃないか?って思う。
・・・全く覚えていないが。
祖母が一番私をかわいがってくれた。
でも、東京に来てくれた時、何もしてあげれなかった。
当時の私は、祖母をアパートに一人、ほったらかしにして、遊ぶことに夢中だった。
祖母が入院した時、仕事を休んで一日中、一ヶ月の間ずっと付き添っていた。
ガンで苦しむ姿を一ヶ月ずっと見ていた。
元気なうちに、孝行できていれば・・・と、心から悔やんだ。
祖母が亡くなってしばらくしてから、うつ病になってしまった。
数年苦しんだ。
完治しないまま結婚してしまった。
酒を全く飲まない旦那様と暮らすようになってから、病気がかなり良くなったと思う。
治ったんじゃないかと思う。
感謝している。
お礼をしたい、幸せにしてあげたい、って思う。
でも、やっぱり、私には無理だと思う。
私が一緒にいたら、旦那様がかわいそうだと思う。
消えてなくなりたいと思う。