息子が紹介してくれたもの
よくある勇者が経験値を積みながら進む
分かりやすいヒーローゲームではなくて、
主人公の少年が心の葛藤やトラウマと
向き合いながら進んでいく、
サイコロジカルホラーゲーム
さすがにテーマはトラウマ級の
すごくすごく重いもので
そんな重い気持ちは隠したいし、
無かったことにしたい出来事を抱えてるけど、
常にその出来事（影）に付きまとわれ、
重苦しい苦しさでから逃げれなくなり、
否が応でも観たくないその影（自分の弱さ）に向き合うというもの
ーーー ーーー ーーー
「見終わってなんとも表現できない気持ちになった」
そんな息子の言葉にできない表現を
自分自身の感想を添えて、
息子と一緒に言語化してみる
それは、ゲームのテーマとは予想外の
あたたかく安堵するものでもあり
自分の弱さと対峙することを覚悟した者に宿る
真の強さをも感じ取っていたようでした
その後、さらなる息子のオススメで
ゲームのテーマになっていた音楽が
オーケストラ演奏されてる動画を視聴🎻
これがもう大号泣…
主人公の心の葛藤や思い出が、
オーケストラ演奏の壮大な音楽で
また鮮明に蘇り
主人公がその時気づかなかった人の優しさや
自分の弱さや未熟さゆえの気持ちの誤魔化し、
不器用ながらもそれらを乗り越えようとする度に
試される数々の試練…
そして、遂にそれら全てを受け入れて、
一歩踏みだす勇気と覚悟、決断をした
主人公の強さやたくましさが想起されて、
息子同様、
また、なんとも言葉にできない気持ちに…
そして何より、
この一連の流れを息子自身が幼いなりに、
心で受け止め、心が揺さぶられ、
言葉に出来ないなりに
身近な大人の私に伝えてくれたことが嬉しく、
そして、頼もしく誇らしく思いました
息子は今学校に行くことなく、
しばらく歩みを止めているけど、
外側から見えにくい心は間違いなく
たくましく成長していて、
母として親として、日々これでいいのかを
自問自答しつつ私なりに○（マル）していた部分を
息子からも○をもらえた気がしました
昨日は、
娘からも似たような相談が
娘もこの1ヶ月間色々と悩み抜き、
娘自身で答えを出して、
行動したことを報告してくれました
いつまでも母的に子育てしてる気持ちでいるけど
子どもたちはすでにそれぞれを歩み出して
たくましい姿を見せてくれていました
娘と息子に常々伝えてる言葉
”自分に誠実に、目の前の人に誠実に”
それぞれに改めて伝えました
私も言いっぱなしにならぬ様
私自身、改めて肝に銘じます🌱