タスマニア旅行5日目(最終日)
帰りの飛行機の時間が19時半だったため、最終日はHobart (ホバート)観光になりました。スーパーで買った果物を軽く食べて、出発!
やってきたのは、
上の右二つはインドネシアのフード屋台で購入したものですが、これが大当たり。色々な国の料理の出店や野菜・果物・パンを売っている店が並んでいて、食べ物中心のマーケットでした。
腹ごしらえをしたら、町歩き。
町には赤の2階建てバスが走ってて、イギリス?みたいな雰囲気が流れていました。煙突の付いた可愛い家やお洒落なお店が立ち並ぶBattery Point(バッテリー・ポイント)。豪州で最も古い住宅街の1つなんだそうです(右上)。
左下は、タスマニア唯一の大学(University of Tasmania)。実はここのオンラインコースを履修したことがあって、卒業証書を持っています。ある意味母校?
職業がら、気になる病院(Royal Hobart Hospital)。歴史のある病院ですが、最近建て替えたのかとても近代的で奇麗な病院でした。トイレを借りました(笑)。
タスマニア博物館が無料というのを見て、この国で無料なんて珍しいと思ったのは、私だけではないはず
Tasmanian Museum & Art Gallery 建物自体はとても立派なものなのですが、入口はなぜか別で簡素な作り。
博物館の中には、タスマニアにいる動物や昆虫の剥製がたくさん展示されていました。実はこの旅の道中、見たのは奇麗な景色だけではなく、たくさんの、本当にたくさんの車にひかれた動物の死骸を見たんです。最後の方は、死骸に群がっているカラスを見ると、またかと気分が落ち込むくらい。
展示を見て、こんなに色々な動物がいるんだなと思うのと同時に、人間がタスマニアの大自然に立ち入ることで、こういったことが起こってしまうんだなと 絶滅したタスマニアンタイガーを見たかったのですが、別室に展示されていて、その部屋は閉鎖中 なんでや
もう一つの展示は、タスマニアの歴史。オーストラリアの歴史を知る人は想像がつくと思いますが、タスマニアも先住民の迫害という歴史があります。オーストラリア本土と離れた島で、元々数の少なかったタスマニアにいた元来の先住民は入植者達に絶滅させられてしまったそうです。今まで可愛いなと思っていたヨーロッパ調の町が、博物館を出るとこれも植民地の歴史なんだなと考えさせられ、少し複雑な気持ちになりました。
貝を使った先住民の人のアートなど奇麗なものもたくさんあり、無料とは思えない程たくさんの展示物だったので、行く価値ありの場所です
晩ご飯は、行こうと思っていたレストランが、日曜の15時にまさかの満席 港まで戻ってフィッシュ&チップスになりました。
Mawson place(モーソンプレイス)と呼ばれる場所で、南極探査の父と言われているモーソン博士の写真とその功績が書かれています。この時代の冒険は命がけですよね。それも南極南極に近い場所にいるんだなと思いましたが、寒い所が苦手な私には遥か遠い地。
最後はちょっとバタバタしましたが、旅もお終い。いよいよ空港に向います。
奇麗な橋が見えてきました。Tasman Bridge(タスマンブリッジ)です。
最後まで奇麗な景色をありがとう。全部で1,000km程の走行距離でした。また違う季節に訪れて、違う顔をしたタスマニアに出会えるといいなと思います。
旅行記、最後までお付き合いありがとうございました