飛行機で横の席になった男性。
じっとできないタイプの人で、真ん中席で居心地が悪そう。時間を潰すものも持ってきていないので、ソワソワ。
こっちが気になるわ!と、思ったので、廊下側の席と変わってあげました(短い時間のフライトだったので)。すると、今度は話しだして、止まらない私、飛行機は静かに乗っていたいタイプです。
語学留学に来た、日本人の女の子とティ○ダー(オンラインのミーティングサイト)で出会ってね。3ヵ月後にはビザが切れるから結婚したんだー。
(ビビッと来たのか?)
パートナービザの申請をしたんだけど、7000ドルもするんだよー。
(知ってます、それ私も払った)
書類も多くて、うんぬんかんぬん。とりあえず、2年間のトライアルのビザが下りて・・・。
(トライアル!?結婚はトライアルなのか!?)
彼女、日本では医療従事者のキャリアがあるんだけどオーストラリアでは寿司レストランで働かないといけないのが嫌だって言ってるんだー。
キャリアがあるんだったら、勿体ないよ。オーストラリアで、資格がとれるようにサポートしたら?
うーん、でもアイ・・・、なんだっけ英語のテスト。アレ通るの難しいって言ってたよ。
(サポートと言ったら、お金です!何よりお金です!)
ビザのことも日本と同じように働けないことも、オーストラリアの人にきちんと理解してもらうのはなかなか難しいんだろうなと思います。こっちのことも根掘り葉掘り聞いてくるもんだから、お仕事は?と聞くと、
セルフ・エンプロイメント(自営)
思わず
僕、Handy manなんだ
家のちょっとした修理をしてくれるあの人達か!自分で稼ぐことのできない異国の地にくるなら、私ならもうちょっと素性調査してしまうな。
とんでもなく技術を持っていて稼げるHandy manかもしれないし、こちらの人達、けっこう不動産を持っている人もいます。3ヵ月前にオンラインで出会って、どこまで素性調査を行えて結婚まで至ったんだろうか・・・と、おせっかいな思考が出てきてしまいました。
勢いで結婚、それもまた人生。
ただ、そこにビザの存在が見え隠れすると、「大丈夫かいな?」と思ってしまう時があります。