普段、あまり殺人事件系ミステリーは読まないのですが、『Very Australian』という、書評が気になって読み始めた本です。うん、確かにVery Australianでした笑

 

 

言葉の使い方もさることながら、その土地の空気感を知っているからこそ物語に深みが出る本。植物が枯れ、日差しが刺すように痛いオーストラリア内陸の夏、一度でもその乾燥した夏を体験した人には、物語がよりリアルに感じられます。

 

 

生まれ故郷で起こった友人一家殺害事件。事件は、友人が妻・子を殺害して無理心中を図ったとして処理されていますがその真相は・・・。(ミステリー物はあんまりあらすじを書いちゃうとまずいですねあせる

 

 

英語の本って集中力が続かず、途切れ途切れにしか読めないので、面白くない本は途中で挫折しそうになることが多いのですが、この本は少しずつ話しを進めていっても飽きることなく最後までたとどりつきますね。久々のKindle読書でした。ペーパーバックの方が好きですが、辞書を引く回数は、やっぱりKindleだと増えます。

 

 

もう少し、早いペースで読書もできるといいんですけどね。2018年は目標冊数でも決めようかな〜(そろそろ2018年の抱負を考え始めちゃいますね)。