足跡は、私がオーストラリアで看護師になるまでの2010~2014頃の個人の回想記録です。制度や法律は毎年変わり、個人の経験やビザの状況によって看護師になる方法や期間は変わりますので、留学の際には最新の自分に合った情報をお探しください。
あしあと(左) あしあと(右)   あしあと(左) あしあと(右)   あしあと(左) あしあと(右)


「海外で看護師として働く」


という、なんとも具体性のない目標に向かって進み始めた私たち。特別好きな国があるわけではなく、特別やりたい分野(発展途上国支援とか福祉とか)があるわけでもなく、そして他国の医療なんてほとんど知らない他の言語はさらに時間がかかってしまうので、英語圏というだけで考え始めた国選び。

アメリカ (USA) 銃社会はちょっと・・・
カナダ(CAN) 寒いのはなぁ~
イギリス (UK) 敷居が高そう・・・
オーストラリア (AU) ???
ニュージーランド (NZ) ???


と、まぁ、あまり実りのない会話が・・・。頼りはインターネット。そして、インターネットから見つけたいくつかのエージェントさんの説明会や個別面談を受けてみることに。

花そこで気づいたこと花
オーストラリアの具体的な情報が多いこと。そして、経済状況の悪化から、アメリカ・カナダ・イギリスでは働くためのビザがおりにくくなっている。看護師の資格を取れたとしても働けない可能性があること。


大好きな国があるならそこで生活をしてみるのもいい、学びたいことがあるならその分野に優れた国に行くのもいい。そこで看護師になれる可能性もきっとあるし、そこから違う道が開けることもある。きっと私も、もう少し前なら「アメリカの看護がみてみたい」とか言っていたと思う。

が、

色々と置いていくものが増えた今、そして残念ながら年齢という壁で保健師という仕事を手放した時にもう二度と同じ仕事はできないことから、私の中では1%でも高い可能性のある所に行きたいという思いが強かったのだと思う。最終的に、「どこの国で働きたいか」ではなく、「どこの国なら働ける(可能性がある)のか」で、オーストラリアが一気に第一候補に。この時の自分だから選んだ国、人生って不思議だ~うへー