「どこから来たの?」

「日本だよ」

「日本!?行こうと思っている国だよ。僕シェフなんだ。」

「はぁ~(日本料理でも学びたいの?)」

「包丁だよ、包丁!今も日本製の使ってるよ。」

なるほど、聞いたことある、日本の包丁はシェフの間でとっても重宝されている。よく切れるもんねー。イギリス人の彼は、シェフという職業でオーストラリアの永住権を申請中。「技術独立」という名前だけあって、オーストラリアの求める技術を持っている人が移住するのをサポートするビザ。看護師もこの職業リストにのった職業なのです。この永住権を取って、看護師として働くか働かないかは自由で、比較的入学が簡単な看護大学には、ビザを取得する目的の学生さんもたくさんいます。

「技術」

いつも、言葉が違っても通じる技術っていいなって思います。看護師の仕事はコミュニケーションが何割占めるんだろう・・・。言葉の違う国に来てみて、就職活動する中で「私が持つ技術ってなに?」と考える機会が多くなりました。病院が変わっても、国が変わっても、こんな技術持ってますってて言えるようになりたいな