初めて彼女に出会ったのは、9年前。
友達からの紹介だった。
彼女の初対面の印象は『ほんわかした笑顔の女性』だった。
当時の彼女は、未来を夢見て目をキラキラ輝かせ、夢を語っていました。
その天真爛漫さが、僕には少し子どもっぽく感じ、
その後、彼女と友達以上の関係になることはありませんでした。
彼女とは沢山の話をして、色々な所へ出掛けました。
喧嘩も何度もしました。
今、思えば彼女と喧嘩をしていたあの頃が一番幸せな時間だったのかもしれません。
彼女の笑顔を見られなくなってしまった今となっては…。
僕の友達を殺したブラック企業