中学受験は親の受験とよく言われますが、それは以下の2点からでしょう。

1.受験をするきっかけが親の子供への働きかけである点。

2.子供よりも親の方が受験に前のめりである点。


 ほとんどの家庭がこの2点いずれにも当てはまっていると思いますし、それが悪いことだとは思いませんが、重要なのは子供に学校選択を一任することだと考えています。それが6年間のモチベーションにも関わりますし、ひいては人生全体の幸福度に直結すると思います。(中高6年間の友達は一生の友達になると思うため。)


 特に注意したいのは男女の最上位から上位層だと考えています。例えばなんとなく開成、桜蔭だとかなんとなく聖光だとか。子供が本当に行きたい学校は別にある可能性も大いにあるのに偏差値主体で選んでしまうのは本当に危険だと思います。私の周りも誰もが羨む名門校に入ったのに辞めてしまう人が多数いました。

 

 私自身は第一志望、第二志望の学校(親が選択した学校)に落ち、第三志望(曲がりなりにも自分で決めた学校、日能研で偏差値60ぐらい)の学校に進学しました。私の場合はこの進学した学校が非常に合っていて、中高6年間非常に楽しく過ごせ、大学も東大に現役で合格しましたが、これがもし第一志望、第二志望の学校に受かっていたらどうだったんだろう?と時々考えるとちょっと怖くなります。


 何が言いたいかと言うと子供自身が学校を決めることが、より上の偏差値の中高に行くことよりも大切だということです。


 親の想いは子供に幸せになってほしい→将来裕福な暮らしをさせてあげたい→いい大学に入れてあげたい→いい中学に入れてあげたいという想いなのだと推察します。ただその1番下位の次元である"いい中学に入れてあげたい"に固執するあまり、子供の幸せを奪っていないか今一度考えてほしいと思います。