あたしね、あなたのこと、ずっと理想の人だと思ってた。
不思議だよね、あなたの一部分しか知らないのに、理想の人だなんて。
運命論者なんかじゃないけど、この出会いは運命だとさえ思った。
損得勘定なしに、無償の愛を捧げたいって初めて思った相手だった。
あなたが困ってたら、手を差し伸べるのに、ちっとも違和感なかった。
周りの友達とかの意見なんて、耳に入らなかった。
あなたがあたしに言ってくれた言葉たちが、あたしを支えてくれてたから。
でもね、ところどころ、「あれっ?」って思うことがあって。。
会った日にソッコー帰ってく後ろ姿とか…
電話が苦手だと言うメールとか…
あんなにやりとりしてたメールの返信が遅くなったりとか…
まだ挙げられそうな、あなたの行動に対する不信感が、あたしの心を揺らした。
そんな時に見ちゃった、「一旦、こっちに帰ってきてます」というあなたの日記。
あたしは自分の目を疑った。
信じたくなかった。
ネガに傾きそうな気持ちを、あえてポジな考えで封印しようとした。
3月までは待っている!ってあなたに伝えた自分の言葉を、呪文のように言い聞かせた。
そうこうしてる間に、「必要なものって少ない、大切な仲間と、自分の趣味思考と、大切な人さえあればいいんだ。」っていう日記を見…
「あ~、あたしじゃない誰か大切な人が居るんだなぁ。」って思った。
それでも、あたしにとってあなたは理想の人であって、美和ちゃんの曲「生涯の恋人」のような存在だから…
その大切な人と幸せに過ごせているなら、それでいいかなって思った。
そうは思ったけど、あなたのこと忘れられなくて、あなた以上の人が現れない限り、あたしは次の恋愛も結婚もできない、前に進めないって思った。
だから、きっぱりあなたを忘れるために、今回メールしたの。
この前、メールの返信がなかったんだから、もうやめればいいのにね。。
予想に反して、2日後にあなたから返信があった時…
あたしの目から自然と涙が流れた。
あ~、あたし、やっぱあなたのこと好きなんだなぁって実感した。
だから、あたしとの未来はなくても、他の誰かと幸せな未来があなたにあるのなら、それを応援しようと思った。
でも、あなたは自分の欲求ばかりで、あたしのことを気に掛けたり心配したりする様子はちっともなかった。
もちろん、あなたが大変な場面にあるっていうのはわかるんだけど。。
あ~、なんか、あたしが理想だと思ってた人ってこんな人だっけ?って思ったら、急に熱が冷めてしまった。。
一度は好きになった人だもん、幸せであってほしいけど…
あたしにだって感情はあるし、幸せになる権利はあると思うんだ。
だからね、今度こそあなたから卒業しようと思って。
あなたと出会えてよかった。
いろいろ勉強になったし、知らなかった自分にも出会えたし。
ありがとう、出会ってくれて。
お互い幸せになろうね。
バイバイ。


