いつもあなたを思う時

私の中に舞い落ちる

白く儚い花びら


音もなく降り積もり

すべてをただ染めてゆく

色のない鮮やかな哀しみ


包むことでしか癒せない

あなたの中の深い闇へ

ただ ひたむきに届きたいと願う


すべて忘れて寄り添うために

其処でふたたびめぐり逢う

何千臆もの祈りの欠片


やわらかな光に包まれてふり仰ぐ

こなゆきの 空