先日叔母が

四十九日に形見分けをと言ってきました。


叔母(父方)と叔父(母方)が二人



母の思い出を大切にしてくださる方になら

なんでも貰ってもらえばいいんだけど


父も早くに無くなって質素に生きてきた母には

人様に貰っていただけるようなものは

何もなくて

何を用意すればいいのか分からない・・・


私には母の残したものは

一つ一つが大切な思い出で

まだ母の物を何も整理も出来ないのに


四十九までまだ一か月もあるのに

母が無くなって10日も過ぎないころに

そんな話をしてくる叔母に

悲しくなった


実感が無いまま

はや10日。


手続きも少し落ち着き

家にいると時間の使い方が分からなくなっていました。


今まで母中心に

朝には母の歯磨きと清拭と

オムツ替え

パジャマの着替え

その後自分の身支度をして

訪看さんや往診の先生の来る時間に合わせて

洗濯や掃除や買い物

時間を気にする生活だったのに


今は時間がありすぎて

どうしていいのか分からなくなって

何もしないまま一日が過ぎたり


実感が無いのに

毎朝、目が覚めたとき

ふっと

本当に一瞬だけど

「お母さんはもう起きたかな」って

頭をよぎって

「ああ、もういないんだ」って

ベッドの無くなった部屋を見て

切なくなる・・・


買い物に行っても

掃除をしていても

何をしていても

思い出がありすぎて

ふとどうしようもない

寂しさに襲われる


この寂しさにもいつか慣れるのかな







雨ですね。


区役所へ保険証を返しに行ったり

年金事務所に行ったり

往診してくれていた病院へ支払い

と、外出する用事もまだまだあって

銀行やカード関係の手続き

ガス・水道・電気などの引き落とし口座の変更など

家でしなくちゃならないことも色々あってバタバタと。


国民健康保険に入っていると葬儀代として50000円が支給されるそうです。

保険証を返却に行ったらそう教えてくれて

必要書類等も教えてくれました。


介護保険の保険証を返却に行ったら

年金受給者の場合未払い年金の手続きが出来るからと

年金事務所の案内をくれてそこで必要書類を確認するようにと・・・


保険証を返却して終わりではないのですね。

バタバタするよと友達が言ってた意味がわかりました。


一昨日、昨日と母の知人が訪ねてきてくれました。

ありがたい半面、悲しくなったり

精神的に不安定になってるのかなぁ・・・


そんなふうになかなか落ち着くことができませんが

そのおかげで時間が過ぎてくれているのかも

しれません。


やらなければいけないことは次々にあって

でも、雨が降るとつい出かける用事は後廻しに・・・


いまでもまだ実感が無くて

でも、何となく違和感もあって・・・


仕事も探さなくちゃいけないけど

四十九日までは家にいた方がいいのかとか

考えがぐるぐる廻ったりもしています。