オッペンハイマー、観てきました。

心を死ぬほど揺らされてきました。

ノーランの狙いはわからないし、解釈はオーディエンスにゆだねる作り方をしているという情報を聞いてたので、自分としての感想を言うと、

まさに第三次世界大戦が勃発寸前の今に、この映画がリリースされるのは、とても大きなことだと思いました。

原爆が完成した時のあの彼らの喜びようや、裏で動かしていた人々の、くだらなすぎる権力欲や名誉欲、本当にこれが今自分が属している地球の上の社会にいる人々だと思うと、本当にゲロ吐きたくなるくらい気持ち悪くなったし、なんなのか意味がわからないし、もうウンザリ、卒業したくなりました。

あの時代の国家間の背景があったり、ある一人の超有能だが、欠点もある人間に寄り添えば、同情の余地ももちろんあるけど、ミステイクではあっても、やってはならないことをしてしまった、地球を壊してしまった男の慢心と罪悪感。

オッペンハイマーは、1945までは人間以下だったけど、それから死んでもやってはいけないことをやってしまった後悔と罪悪感にとらわれたことによって、やっと心を持った人間に成長できたんだと思いました。

オッペンハイマーの個人の成長はそれはそれで素晴らしいけど、この映画を通して、同じことを繰り返してはいけない!!という強烈なメッセージのようにぼくの心には響きました。

もちろん作り手のノーランや、超クールなキリアンマーフィー演じたオッペンハイマーは、また別の考え方、捉え方かもしれませんが、

日本人であるぼくには、地球の叫び、訴えにしか聞こえませんでした🌍️

人が勝手に区切って作った「国」を超えて「星」の意識にならないと、また人類は同じことを繰り返してしまう。

「日本人」を超えて「地球人」へ。もちろん素晴らしい日本の文化を、外国とごっちゃ混ぜにしてしまうということではなく、意識を広くしないと、また「自」と「他」を分けて争うことになりかねません!

これから彼らが加わった第二次世界大戦以上の争いが起きるのであれば、自分がどういうスタンスでこの争いを向き合うべきなのか、考えるきっかけになりました。

わたし個人もオッペンハイマーと同じように、本当の人間になって、原爆を落とされた国の子孫としてのあり方をしないといけないと思うし、馬鹿な人々が馬鹿な動機でまだ動かしている信じられないほど超レベルの低い人類ですが、あやまちがなければ反省は起きないし、もういい加減いやだけど、まずは自分から意識を変えていこうと思いました。

わたしはただの小市民ですが、権力を握ってる間違った方向を向いてる人ではなく、小市民の一人一人が変わっていくことにより、変化していくと思っています。

余談ですが、あの頃の映画、たとえば「怒りの葡萄」とかを見てもそうですが、ぼくはあの時代に生きてたら間違えなくコミュニストになっていたのではないかと💦

今から見るとコミュニストも失敗したわけですが、この映画の中でぶつかるイズムの違いを超えて、進化していける人類の潜在性をわたしは信じております!!

そしてさらに余談ですが、はじめてアイマックスで映画を見てきて、とっても臨場感良かったです!!プラス600円の価値はあったと思いました😃