『 はるるちゃん 』という
おんなじ名前の友だちがいる。
( リアルも、三文字* )
漢字違いで、おなじ音。
晴瑠 と 春瑠 みたいな。
愛称で呼んだり
どちらかの名前を縮めたりすることなく
十数年間、お互いに
『 はるるちゃん 』と呼び合っている。
まったく違和感なく ( ´艸`)*
このあいだ、一緒にごはんを食べに行って
ずいぶん長い間おしゃべりをしたのだけれど
「 はるるちゃんの女の子らしくてかわいいとこ、すごく好き 」
「 わたしも、はるるちゃんの正直で潔いとこ大好き~ 」
心からの
褒め合いをしたり
「 はるるちゃんとわたしって、ぜんぜん性格違うのに
どうしてこんなに気が合っちゃうのか不思議~。
落ち着くなあ 」
「 ね~。はるるちゃんと一緒にいるとほんと楽しい♪
きっとソウルメイトなのよ 」
告白しあいっこしたり
行きつ戻りつ
実に女子的な
甘く楽しい時間を過ごしながら 。。。
「 はるるちゃんってさあ 。。。 」
「 あ。前にはるるちゃんが言ってたあの 。。。 」
「 ねえ、はるるちゃん 。。。 」
「 はるるちゃん 。。。 」
ふと。
これって、知らない人が聞いていたら
何時間も、ひたすら
「はるるちゃん」について熱く語り合うふたり
に、見えちゃうのかもしれない
な~んて思って。
なぜだか急に胸がドキドキして
おかしくなった。
わたしたちってば、いったいどれだけ
「はるるちゃん」が好きなんだろう
ぷ ( ´艸`)
そうして
なんだか一瞬
ふたりにこんなにも愛されている
「はるるちゃん」が
どこかに、本当にいるような気がして
どんな人なのか
想像してみたりして
ひとりでこっそり 。。
楽しくなってしまったのでした
おしまい
゚・*:.。..。.:*・゚゚ 忘れてないよ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・