それは何千何万もの網目のような光の糸をたどるように

何か不思議な力に誘われ

いつかそうなることを想定していたかのように

突然に、そして、必然にやってくる…

その感覚は、懐かしいのか、初めてのことなのかもわからず

どんな理由や、意図があるのかもわからず

この地球の片隅で、ただ、そのタイミングに出逢うというだけ…

何かを尋ねたり、確認したくなる衝動にかられ

お互いが大切にしているもののその先にあるものを丁寧にたどるとき

かすかな記憶の中で何かを確信する… 

そして、その瞬間に繋がる…

目の前には、穏やかな波が押し寄せ、

ただ、その感覚を感謝とともに抱きしめる…