父の介護のため、2週間に一度、土日を利用して新幹線で3時間ほどの実家に通っていた時期がありましたニコニコ

その頃の私の年間移動距離は、通勤も含めるとおおよそ地球一周分…

職業柄、実質の介護に負担感はなく、むしろ、自身も要介護レベルになってきていながら父を介護していた母のことも気になりつつ帰省していました…

そんな、エンドレスな生活に多少のリズムを付けるため、よく、『大増』さんのお弁当を買い新幹線へ乗り込んだものです照れ

実家へのおみやげは、決まって父が大好きな甘いおまんじゅうなどのお菓子ニコニコ

自分ではあえて帰省時のお弁当は作らず、そして、簡単なものでは済まさず、道中、美味しくて好きなものをいただくことで、自分をいたわっていたのかも知れませんニヤリ

週末に疲れていても、美味しく美しい彩りのお弁当というプラスのエネルギーを体に取り込むことで、贅沢な至福の時間を過ごすことができましたウインク

そこは、自分に我慢や省略をさせません(笑)

むしろ、自分を大事にし、癒やす視点をあえて取り入れます照れ

そして、お弁当をいただく新幹線の窓からは、いろいろな景色が目に入り、さしずめ、小旅行のような感じでした爆笑

日本は、特に、四季折々の景色が楽しめてほんとうにいいですねウインク

それだけのことでしたが、
実家への介護移動は、それほど苦にはなりませんでしたニヤリ

その後、徐々に認知機能や日常生活動作が低下していった父ですが、私が笑顔を向けるといつもわずかに声を上げて喜び、笑顔で返してくれる様子は変わりませんでしたおねがい

そして、一緒に、自宅の庭を散歩したり…

今は、なかなか移動も憚れる状況ですが、人と人とが直接合って、繋がることの意味をつくづく考えさせられたものです照れ

父に残された時間を、家族の協力、親戚やご近所の方の見守り、福祉サービスの活用など可能な限りの体制で、なんとかギリギリまで自宅で過ごさせていただきましたニコニコ

ほんとうに、今も、皆さんに感謝の思いでいっぱいです照れ

山、植物、動物が大好きで穏やかで真面目で信念のある父…。

その父の最期にいろいろと不思議なことが起きた様子は、また、何かの機会にご紹介ができればいいなと思います照れ