自分は、ライギョを長らく飼育しておりますが、実は自然下における野生のライギョが泳いでいるところを一度も見たことがありませんでした。
もちろん、自分が足繁く通う河川では今まで一度もライギョの目撃事例もないので、この近辺には棲息していないものだとばかり思っておりましが、、、、
本日、亀だとかナマズだとか、オイカワだとかを捕まえにいく河川の橋の下を何気なくみておりますと、60~90センチくらいのどでかい鯉が溜まっておったわけであります。
その中で、鯉とは似ても似つかぬフォルムの魚影が2つ。
ゆうに70センチ級はあります。ライギョ好きにとって見間違うハズはありません。細長く、しかも体側に菱形の模様がある魚、間違いなくライギョです。ただし、カムルチーかタイワンドジョウかはわかりませんが。
ライギョが泳いでいるのを自然下で見るのはこれがはじめてなのです。大変興奮しましたね、これはほんとうに。
本日は河川がとっても濁っておりしかも、岸から対象まで距離がありましたので、写真はほとんどきれいに写せませんでした。しかも近づくと警戒して、橋の奥の方へ逃げていってしまいます。
興奮し、なんども橋の上からとか、土手に降りたりとかして、バタバタしながら四苦八苦して写真を撮影しました。
写真では何がなんだかわかりませんが、肉眼で見ると、あの特徴的な細長いフォルムの魚影がゆらゆらと水面を漂っております。
土手をおりまして、極限まで近づいて撮影しましたが、やっぱり写真だとうまくいきません。
写真中央にある魚影がライギョです。それ以外は鯉です。
ほんとうに、もうこの近辺にはライギョは棲息していないとばかり思っておりましたが、本日はじめて、この河川でライギョをみることができ、大変感激しました。
ただし、惜しむらくは、夕方から雨が降り出してしまいましたので、河川が増水しておりますので、もうどこかにいってしまったかもしれません。
でも、この河川にもライギョが棲息しているということだけでも判明し、しかも野生下のライギョをみることができてとてもよかったと思います。
なお、ライギョの分布域については、徐々に縮小傾向にあるようで、昔にくらべるとかなりその姿は見られなくなりつつあるのは事実であります。