先日、とある企画展を観に長野へ

家から２時間掛からずに行ける場所だから

旅っていうほどの物じゃないんだけどね

ただ、長野に辿り着くには

割と勾配のきつい内山峠を越えていかねばならぬ。

（高速を使えば内山峠は回避可だけど

　ドライブはやっぱり下道派

）

内山峠は何度も通った事はあるけど

毎回夫の運転なので

濡れた路面の勾配のある急カーブのトンネルとか

果たして私のドライブテクニックで

切り抜けられるのかは些か不安

夫に言ったらきっと

周りの人のためにやめとけ

って言うに違いない。

けど、スピードを抑えて

登坂車線や路肩にある停車スペースを駆使して

遅い車ですよ〜、お先にどうぞ〜って

オーラを出しつつ安全運転してれば

なんとかなるかぁ

と内山峠コースを選択。

でね

前日にマップアプリで家からの経路を確認してたら

途中の佐久穂町に

すんごい気になるお店を発見

ね、なんか気になるでしょ

先日の桐生のジューザバーガーさんの時のように

行ってみたら臨時休業なんて事が無いように

ちゃんと営業日を確認してGO

心配していた内山峠越えは

前を走るトラック野郎が

いいペースメーカーになってくれて

一度も煽られる事なく通過できた

思いがけずガラガラのコスモス街道でも

両側にずーっと続く

濃淡のあるコスモスを堪能できて大満足

（運転手なので写真は撮れなくて残念）

そんなこんなでお店近くの駐車場に無事到着

10台くらい停められるんだけど

３台くらいしか停まってなかったので

余裕で駐車。

開店15分くらい前にお店に到着したら

待っているお客さんは２組。

順番を書く紙が出てたので書こうとしたら

なんと私、11番目

マジか…

お店は小さそうだし１巡目では呼ばれないかも

こんなカレーのいい香りを嗅ぎながら

おあずけ状態なんて

が、すぐに気持ちを切り替え

平日の開店前にこんなに順番取られてるなんて

美味しいの確定だ〜　ひゃっほ〜

って思っていたら１巡目のギリで呼ばれた〜

おひとり様なのでカウンター席に案内されたら

目の前のメニューに注文の仕方が丁寧に書いてある

（お店のInstagramからお借りしました）

基本のカレーはコチラの３種

（お店のInstagramからお借りしました）

毎月、期間限定メニューがあるみたい。

でね、目の前で淹れてくれた

アイスコーヒーを飲んだら

すっっっっっっごく美味しい

コクと深みがあって酸味を感じない

私の好きなヤツ〜

感動しているうちにカレー到着

せっかくだからと３種盛りにしてみた

辛過ぎるのは得意じゃないので

★★★★☆のパキスタンカレーは

どうしようか迷ったけど

私にも美味しく食べられる辛さというか

辛さを追い越して美味しさが押し寄せてくるので

最後までずっと美味しかった

次にもし来られる事があったら

パキスタンカレー一択でと心に誓う

でね

一番に呼ばれたお客さんが

とっても素敵なお姉さんだったのよ

真っ白なシャツをラフに着こなしてて

カッコいい

カレー屋さんに真っ白なシャツで来られるなんて

私には絶対にできないわと

羨望の眼差し

（この日もカレー色のワンピースをチョイス）

私の席からお姉さんがよく見えたんだけど

なんとお姉さんのスプーンは

ガラスの扉付きの壁掛け収納から出された

真鍮みたいな色の味わいある特別なスプーン

なんとこれ、マイスプーンなんだって

飲み屋さんのボトルキープをヒントに

お店のオープン１周年の時に

近所にできたジュエリー工房とコラボして

マイスプーン（名前入り）を作る

ワークショップが企画されたそう

とっても素敵なスプーンなので

眺めてるだけで幸せよ

パキスタンカレーが

どえらく気に入ってしまったので

夫にも食べさせてあげたいなぁと思うけど

平日でこの人気なんだから

夫が来られる土曜日なんて

どんな事になってるのか

想像しただけでオソロシイ

お会計をしてお店の外に出たらすごい列ができてるし

駐車場に戻ったら

空きスペース待ちの車が並んでるし

色んな覚悟ができてる時じゃないと

来る勇気が出なそうなので

しばらくは夫には黙ってようって思ったわ。

つづく〜

小海への旅 その１

小海への旅　その１