青矢先輩と私の探偵部活動 | soralibro

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通勤時の読書の備忘録です。

喜多喜久「青矢先輩と私の探偵部活動」
中学生になった森崎美玖は母と同じ探偵部に入部したくて母の母校に入学するが、すでに探偵部は廃部になっていた。部を復活すべく活動していた美玖は、ある事件で名門校の青矢先輩と知り合う。高校全国一位の天才青矢と二人で探偵部の活動をすることになった。

喜多喜久は、大学事務員と天才教授のコンビ「化学探偵Mr.キュリー」シリーズをたまに読んでいます。その中学生版といった感じ。

ドローンを使った犯罪やイジメ、ハッキングなど今どきの事件が書かれていますが、中高生が解決する話だからか、難しい事件ではありません。推理小説としては物足りない。
美玖の中学生らしい心の機微がかわいい。
最後に探偵部の部室もできて、続編ありそうです。