最近ハマりつつある
トリプルファイヤーというバンドがありまして、彼らが音楽を担当している関連で、映画「サッドティー」みました。

ちょっとだけネタバレ


トリプルファイヤー

私が初めて聴いたのは数年前、とある番組の観覧ライブの時でした。あまりの衝撃に
これは…笑うべきか
これは…真面目なのか
と軽いパニックを起こし、会場もジャニーズファンが多かったせいか、異様な雰囲気になっていたのを覚えています。

とにかく1度聞いてみて欲しいです!
私が踏んだステップ
衝撃・パニック→歌詞に笑う→曲がかっこいいことに気づく→歌詞の意味が深いことに気づく→ハマる


あら 登場人物
二股かけてる柏木
柏木の彼女夕子、緑
柏木の友達で10年間元アイドルを思い続ける朝日
元アイドルの夏
柏木行きつけの喫茶店のバイト棚子
柏木に片想いの園子
園子の彼氏早稲田


無神経な男とその女

二股。でも好きだから。なんて思ってずるずると別れられない関係性が何だかリアルで笑ってしまいました。
「今日な気がする」と言って緑に別れ話を切り出す柏木。
でも結局、緑が捨てきれなく別れるのやめようと言い出す柏木。何だよそれ〜。

女はズルい。
あなたと付き合ったこと、後悔してないよ、付き合ってくれて、ありがとう、ほんと、ありがとう、う、う、泣
なんて感じになったら慰めちゃうだろう。
二股かけてまで付き合ってたんだから。
女はきっとこうすればまたうやむやになって別れないで済むだろうとか思ってたに違い無い。

さあ一方夕子のはと言うと、
繋がれていた糸がプツリと切れたように別れを決意。

ああ、柏木の発言の無神経さときたら。
彼女の前で「俺もちゃんと好きな人が欲しいよ」と。
そりゃもう呆れますわな。
あ、こいつもうだめだ
ってなったんでしょうね。女は冷めたら切り替え早いですからね。

あ、女の特性表現されてるな〜と納得。


好き→付き合う?
揺らぐ→別れる?

早稲田は園子にプレゼントを買いに古着屋に行きますが、古着屋の店員に一目惚れしてしまいます。
一目惚れとは厄介ですな。
一瞬のキラっとしたときめきは、運命だと錯覚して忘れられなくなるものです。
ときめきマジックにまんまと引っかかってしまった早稲田。

ときめきマジック2日目にして別れを決意してしまう。
もっと冷静になれ。
しかしそのときめきマジックを信じていた園子は別れを承諾。
ほぅ。
女よ、男ってこんなもんだよなって受け入れてここは一旦時が経つのを待つのが適作だと思ったが。

柏木という男が色々と複雑にさせていますね。

噛み合っているようで噛み合わない、微妙な想いのズレが面白いです。



純粋すぎる愛
儚すぎる10年の愛

元アイドルを思い続けて10年。毎年海に花束を放る儀式を行っているという朝日。

しかし、その10年の節年に、彼に大きな転機が来るのです。
そして10年目の花束放流儀式によってばらばらとしていたこの話の流れが一気に繋がってきます。


久々にこんなに笑った気がします。おすすめです。
恋愛のうやむやで面白いところが詰まった映画です。


残り15分からやばい連呼
残り7分から笑いが止まらない
「サッドティー」


最後まで読んでいただき有難うございました。