自由に魅かれるのは【自由に魅かれるのは】初夏の草木の朝露はキラキラしていつの間にか馴染んで消える自由は例えばその朝露の残像そこには無いけれどそこに在ったという記憶を積み重ねてその景色を心が描くわたしが創り上げる世界自由を対象との軋轢を語る道具にしないで自由はわたしの中にあるそして円環して外に現れる 自らを由として外に現れると人はそれを「自信」とか「美」などと呼ぶ自由に生きて自由に強く