こんにちは。

空町ふゆこです。

 

 

あっという間に読めちゃいました。

 

ご紹介したいことはたくさんあるのですが、

全体として感じたことは

「常識や、誰かがもっともらしく言っていることを鵜呑みにするな」

ということでした。

 

今では健康の宿敵とされている「メタボ」や「コレステロール」。しかし、科学的なデータでは痩せている人より少々メタボな方が長生きしていることがわかってきたり、アメリカ人のいう「メタボ」と日本人の思う「メタボ」ではずいぶん違い、真面目な日本人がメタボを目の敵にしてダイエットに励むと、中高年では「栄養不足」になってしまうことなど、普段は我々の耳に入ってこないことが書いてあります。

 

情報というのは一面だけで盲信してはいけないよね、ってことを教えてくれます。

 

私も50代ですが、中年太りはいやだけれど「痩せ方」には迷います。

というのも、痩せていてもシワシワだったり、

頰がこけて骸骨みたいになったり・・・と、

中高年以上にとって「痩せる」ことより「痩せ方」が大事な気がしていたから。

若い頃は痩せているだけで綺麗に見えますけどね。

これからは少々太り気味でも肌にハリがあるほうがずっと良いのでは?と思っていたので、この本は背中をおしてくれました。

 

テレビやインターネットをただ受け身で見ていると、繰り返しくりかえし流される情報は多角的で公平であるとは言い難いと感じています。

よほど積極的に「これってほんとかな?調べてみよう」と、異なる情報をとりにいかないかぎり。

そうやって、「これが正しい」「これは悪」を刷り込まれやすいのですね。

ただ受け身では。

 

そんなことに気づかせてくれる本でした。